和田有一朗の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○和田(有)委員 拉致、核、ミサイルを包括的に、そして首脳会談を目指す、こういう言葉だったんですが、その中で、一昨年十月二十三日の国民大集会で、岸田総理は、拉致問題は時間的制約のある人権問題だ、そういうことを申し上げられました。そして、報道ベースですが、櫻井よしこさんとのインタビューを受ける中で、拉致問題は別次元として扱うものなんだという表現をなさいました。
 それを受けて、昨年の二月に、家族会、救う会の皆さんは、断腸の思いでしょうけれども、親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことに反対しないという運動方針を決めました。ここから、拉致問題というのは別次元だということにステージが動き始めるんだと私は思うんです。そうなると、今度は、その方針を持って、家族会や救う会の皆さんもアメリカに渡り、米政府や議会にその方針を説明し、理解を得ていく。
 昨年の五月二十七日の国民大集会で、今度は、岸田さんは、時間的制約のある拉致問題はひとときもゆるがせにできないと表現を強めた上で、首脳会談を早期に実現して、私直轄のハイレベルな協議でやっていく、こういう発言に至るわけです。今外相がお答えになった流れです。その中で、そうすると、僅か二日後に、今度は北朝鮮からボールが返ってくる。こうやってずっとキャッチボールが始まっていくわけです。動いていなかったかのように見える交渉が動いていくわけです。
 その中で、今年三月になって、突然北の言動が変わり始めます。いろいろなことで、言葉は悪いですけれども、我々からいうと難癖をつけ始めるわけです。しかし、よく精査をしてみると、目の前におられる林長官にせよ、総理にせよ、言っていることは何一つ変わっていないんです。実は変わっていないんです。
 ということは、これは何だろうと私、素人目で考えてみると、要するに、この慌ただしい北朝鮮の動きというのは揺さぶりをかけてきているのではないかと私は個人的に思うんです。そういう状況がある中で、やはり今私たちは安易に譲歩はしてはいけない、基本線として絶対に譲歩はしちゃいけない、そう思うんですね。
 そういう中で、しかしながら、前に話を進めていくためには、いろいろなタイミングを計らなければいけませんし、また枠組みもつくっていかなければならないと思うんです。例えばの話、一括して全員の被害者が救出されるならば人道支援は行ってもいい、そうならば、そのタイミング、枠組みというのもつくっていかなければならないと私は思うんですが、そういう考えについていかがお考えになりますでしょうか。

発言情報

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発言者: 和田有一朗

speaker_id: 22937

日付: 2024-04-08

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会