武見敬三の発言 (本会議)

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○国務大臣(武見敬三君) 伊佐進一議員の御質問にお答えいたします。
 男女間の不平等の解消や性別役割分担意識の是正についてお尋ねがありました。
 男女共に育児等の家庭責任を果たしながら職場においても貢献していく方向へ、社会、職場双方における意識改革を進めていくことが求められています。
 そのため、性別役割分担意識を背景とするアンコンシャスバイアスの解消が重要であり、厚生労働省においても、意識改革に向けた周知啓発をしております。
 引き続き、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、次世代育成支援対策推進法等の施行を通じて、仕事と家庭の両立に対する職場風土の改革を進め、急務である男女間の不平等の解消や性別役割分担意識の是正を図ってまいります。
 三歳以上の子を養育する労働者に関する制度の拡充についてお尋ねがありました。
 育児期の働き方の希望について、正社員の女性は、子が三歳以降は短時間勤務を希望する方もいる一方で、フルタイムで残業をしない働き方や、出社や退社時間の調整、テレワークなどの柔軟な働き方を希望する割合が高くなり、正社員の男性も、残業をしない働き方や柔軟な働き方に対する希望が見られます。
 このようなことから、男女とも希望に応じて仕事と育児を両立できるよう、今回の法案では、育児期に出社や退社時間の調整、テレワーク、短時間勤務などの働き方を選べるようにする制度の創設を行うこととしております。
 育児期の労働者に対する両立支援制度に対する個別の周知、意向確認等についてお尋ねがありました。
 共働き、共育ての推進に当たって、両立支援制度があるにもかかわらず、その利用が十分に図られていないことが課題の一つと考えています。今回の法案により新設される柔軟な働き方を実現するための措置等が、対象となる労働者にしっかりと周知されるよう、事業主が面談や書面の交付などにより制度の個別周知と利用に関する意向確認を行うことを事業主に義務づけることとしています。
 この面談等が実効性のあるものとなるよう、分かりやすいリーフレットの作成や、専門サイト、SNSの活用なども含めて、様々な手段を通じて、丁寧な周知や支援にしっかりと取り組んでまいります。
 仕事と介護の両立支援制度の丁寧な周知と意向確認の促進についてお尋ねがありました。
 介護離職の要因には、勤務先や家族、サービスに起因するものなど、様々なものがあると考えられますが、介護休業や介護休暇の利用が低水準にとどまっていることから、介護離職の要因の一つに、両立支援制度が整っているにもかかわらず利用が進んでいないといった課題があると考えております。
 このため、今回の法案では、介護に直面した労働者に対して両立支援制度に関する情報を個別に周知し、その利用の意向を確認することなどを事業主に義務づけることなどを通じて、仕事と介護を両立できる環境の整備を目指してまいります。(拍手)
    〔国務大臣加藤鮎子君登壇〕

発言情報

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発言者: 武見敬三

speaker_id: 849

日付: 2024-04-11

院: 衆議院

会議名: 本会議