斎藤アレックスの発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○斎藤(ア)委員 ありがとうございます。
米国が義務を果たすということは私も信頼していますけれども、今、アメリカを信頼するかどうかという議論ではこれはないわけでございます。また、米国議会が承認をした条約に反するような決断はしないだろうということですけれども、その可能性も当然私は考えなければならないというふうに思います。
アメリカも我が国と同様、民主主義の国でありまして、今ちょうど大統領選挙の予備選が行われていますけれども、大統領も議員も任期が決まっているわけです。任期が訪れると選挙が行われて、議員、大統領は替わっていくということになります。時代によって世論も当然変わります。その時々でどのような判断をするかということは、これは全く予断を持って言うことができないわけでございます。
だからといって、日米同盟が不要だとか、張り子の虎だと言うつもりは全くございません。しっかりと抑止力が利いていると思いますし、累次にわたってコミットメントを表明していただけているというお話が今総理からもありましたけれども、これは日本の、そして周辺の安定を守っていく上で極めて重要なパートナーシップだというふうに考えております。
繰り返しになりますけれども、あくまでお互い別の国でありますし、お互いそれぞれ選挙があって、それぞれどのような判断をするかはそれぞれの時代によって変わるわけでございますから、究極的に言うと、米軍が、何かあったときに助けに来てくれない、あるいは期待したような義務を果たしてくれないという可能性は私は十分にあると思うんですね。
そのことはこれからの日本の安全保障政策の議論にもつながってきますけれども、自分の国は自分で守るということをよく与野党の議員、皆様おっしゃいますけれども、その必要性を議論する上で、やはり日米同盟は確かに重要だけれども、それと同時に、それが機能しない場面も当然あり得るわけだから、自分たちで防衛力を強化していかなければならないという説明をしないと、有権者の国民の皆様に、この予算額の増額は一体何なのか、なぜ反撃能力が必要なのか、なぜ空母が必要なのかということを理解をいただけないと思うんですね。
そういった意味では、日米安全保障条約は確かに重要だけれども、絶対的なものではない。日本が期待しているような義務を米国は果たしてくれない可能性もあるということ、この可能性に関してはしっかりと有権者の皆様に説明していくことが必要だと思いますけれども、総理、いかがでしょうか。