高良鉄美の発言 (外交防衛委員会)

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○高良鉄美君 ほかにも、ちょっと追加しますけれども、防衛省は、ジェットエンジンが四つのこの対潜哨戒機が必要ということでP1を開発しました。一方、アメリカは、エンジンが二つのP8対潜哨戒機を開発しています。多くの国がこれを購入しています。例えば、川崎重工製のP1の単価は、取得開始当初の百五十七億円から三百億円を超えているということですが、P8の米海軍向け最終ロットの価格は二百億円です。P1には不具合も多く、稼働率は僅か三割程度だということです。
 資料三を御覧ください。
 川崎重工製のC2輸送機とアメリカ製のC17とC130との性能やコストの比較です。機体の単価が当時ほぼ同じC17が七十五トン積めるのに対し、川崎重工製のC2は半分以下の三十六トンしか積めません。また、一機当たり、ライフサイクルコストは、C17が三百四十三億円なのに対し、C2はその二・五倍以上の八百九十九億円です。安保村、防衛村で利益を分け合うため、防衛省は、財政合理性はもちろん、軍事合理性まで犠牲にしているということです。与党の国防族の議員から見ても許せないはずです。
 繰り返しになりますが、私は、防衛力増強、防衛費の増額には反対です。だからといって、これだけの税金の無駄遣いを指摘しないわけにはいきません。
 次に、パワハラ問題について伺います。
 昨年の臨時国会で、以前パワハラが報じられた陸上自衛官、通称ハカイダーの師団長昇任について取り上げました。その後、原口一博衆議院議員がこの件で質問主意書を出されました。
 資料四を御覧ください。
 ハカイダーの問題について、陸上自衛隊、特に陸上幕僚長の横暴は、もう限界で目に余ります、秘密裏に処理するため、職員が本当に苦労させられ、精神的なダメージを受けた、今後の昇任への影響を避けるため、年内の処分にこだわったなどと書かれた告発文書を政務三役が受領した事実はあるのかとの問いに対し、政府は、御指摘の事実はあると答弁しています。
 防衛省の職員が政務三役に告発文書を送付するとなると、生半可な覚悟でできるものではありません。浜田前大臣は本気でハラスメントの根絶ということを決意されたと思います。
 防衛省に伺います。師団長昇任人事に当たり、事務方はパワハラに関する報道や政務三役への告発があったことを浜田大臣に当時報告あるいは注意喚起されたでしょうか。

発言情報

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発言者: 高良鉄美

speaker_id: 17859

日付: 2024-07-30

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会