松川るいの発言 (外交防衛委員会)
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○松川るい君 来年は日本が議長国ですので、是非取組をお願いしたいと思います。
私は、やっぱり日本外交とか安全保障政策のそのボトムラインとしての目標というのは、やっぱりあと十年この地域で有事を起こさないように抑止することだと思うんですね。
で、安倍政権もそうでしたし、岸田政権も非常に、抑止ネットワークの外交・安全保障政策というのは非常にうまくやっていて、防衛力強化もそうですし、それから日米韓、日米フィリピン、AUKUSプラス1、日・NATO協力、本当に第一列島線上にあるフィリピンとの2プラス2、それからインドネシア、こういうところを非常に戦略的にうまくやっていると思うんですが、やっぱり同時に、目的がその抑止だとすると、やっぱり中国をいかにして、何というか、起こさせないかという外交の方も大事だと思っていまして、日中韓というのは、ただの御近所付き合いという面もありますけど、いろんな様々な、中国をして、何というか、有事を起こさないでいた方がいいように考えさせるための様々なレイヤーの一つにはなり得るんじゃないのかなと思います。
というのは、日韓の離間策じゃないかという見方をする人もおりますけど、逆から見ると、日中韓というのはロシアとか北朝鮮から見ればその三か国の離間策にも見えるわけで、やはり中国という国が世界のリーダーになりたい、つまり、制裁を受けるような国になりたいわけじゃなくて、尊敬される世界のリーダーになりたいと思っているところをやっぱりうまく使っていくということが必要なんじゃないかと私は思っております。
日本外交によくよくありがちなんですが、大体自分のイニシアチブを忘れるということがございます。実は、日中韓の首脳会談を、プロセスを始めたのは日本なんですね。私は、この委員会において、大変見識の深い皆様にも日中韓プロセスの開始についてのその歴史的な経緯について改めて御承知をいただき、この委員会を見た国民の皆様にも分かっていただきたいと思うので、この歴史的経緯とか概略について、成果についても触れていただければと思います。