山岸尚之の発言 (環境委員会)

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○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
 私も、主に企業分野における仕組みについて幾つか事例を御紹介して、お答え申し上げたいと思います。
 若干手前みそにはなりますけれども、一つ大事なことは、基準を作っていくということがあるかなと思っております、国際標準での基準を作っていくということで。手前みそにはなりますが、WWF自身が関与して設立した国際基準に、サイエンス・ベースド・ターゲッツ・イニシアティブ、SBTiと呼ばれる国際基準がございます。これは、企業様が温暖化対策を掲げて、そして削減目標を掲げるときに、どのような形で掲げるのがよいのかということに関して国際基準を設定したものでございます。こうしたものを、一定の基準を作って、それに合っているかどうかというものを見ていくと。実は、昨年ベースでいいますと、このSBTiを取得している、認定している、認定を取得している企業様の数でいうと日本は世界一になりますので、そうした取組を更に進めていくということが必要かなと感じてございます。
 もう一つは、先ほど来から話題になっているそのクレジットの観点。JCMは必ずしも企業様を相手にしたクレジットではございませんが、企業様のクレジット、ボランタリー・カーボン・マーケットとよく呼ばれますけれども、なんかに関しては、クレジットをつくる側とそれから使う側、それぞれに対して国際基準が作られています。
 つくる側は、長い名前なので若干省略をして言いますと、インテグリティーカウンシルと呼ばれるところが国際的な基準を今セットアップをしようとしているところでございます。使う側に関しては、VCMI、ボランタリー・カーボン・マーケット・イニシアチブを略してVCMIというんですけれども、ここが基準を作ろうとしています。
 両者共に、WWFの視点から見ると、まだまだちょっと緩いんじゃないかなと思うところはあるんですけれども、そうした国際基準というものを意識していただくこと、日本の企業様にも、というのが重要になってくるのではないかなと考えております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 山岸尚之

speaker_id: 9457

日付: 2024-06-06

院: 参議院

会議名: 環境委員会