山岸尚之の発言 (環境委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
 まず、二つの観点が必要かなと思っておりまして、一つは、そもそも例えば製品やサービスに由来する排出量をどのように測るのか、これがカーボンフットプリントの考え方でございます。ここにきちんとした基準が設定されていくこと、どういうふうに測るのが正しいのか。こちらは、まあ比較的何とかなりそうかなと思っております。
 これに対して、より課題が大きいのは、どういうものであればCO2フリーと言っていいのかとか、どういうものであればカーボンニュートラルと言っていいのかとか、その主張ですね、描写の部分をどのようにそろえていけるのかどうかといったところがあります。
 例えば、特定の製品があった場合に、それは、これがフリーですと言ったときに、どこからどこまでの期間を指してフリーと言っているのか、製造工程のどこからどこまで、捨てる部分まで含まれているのか含まれていないのか、いろんなところが対象になってきます。そうしたときに、どのような主張ができるのか。そして、そのような主張をしている企業さんのそもそもが大丈夫なのか。その製品としてはフリーと言っているかもしれないけれども、その企業さんは、実は背後ではCO2の排出量、別のところで大量にしている企業さんかもしれない。そういう人たちが、じゃ、ここは、この製品はフリーです、このサービスはフリーですと言っていることをよしとしてしまうのか。この主張に当たる部分というものをどのように基準をそろえていくかというのは、国際的にかなり論議があって難しいところだというふうに理解をしております。

発言情報

speech_id: 121314006X01220240606_090

発言者: 山岸尚之

speaker_id: 9457

日付: 2024-06-06

院: 参議院

会議名: 環境委員会