近藤元博の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(近藤元博君) 途中申し上げましたように、二〇五〇年に五億トンぐらいの水素需要があると世界では言っていますので、マスの効果として、全体の恐らくプライスは下がっていくと考えます。
 ただし、先生おっしゃったように、水素を作ったところで地産地消で材料として使っていくというのは非常にいいと思うんですが、産業立地論からしますと、じゃ、全ての国内事業がその水素の生産拠点に移転するのかという議論になってしまいますので、これはやっぱり非常に、何というか、現実味がないかなと思います。
 なので、やっぱり輸送というのは必ず必要になってまいりますし、今までも天然ガス火力発電所のLNGも全てが輸入してきた中で、国内ではそのエネルギー費が高い中でも国際競争力を保ってきた日本の企業がありますので、水素だけのコストもありますけれども、それがべらぼうに、今よりも十倍も二十倍も百倍も高くなれば別ですけれども、そうならなければ、今の国際的な競争力の中で、日本の経済というのはまだまだ企業としては生きているんじゃないかと考えております。
 ですので、輸送問題というのは、日本にとってみれば致命的な問題であるかもしれませんが、これは日本の技術と、それから産業の側でうまく吸収することも考えながら活用の道を探らざるを得ないというのは、もう必要な課題だと考えています。

発言情報

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発言者: 近藤元博

speaker_id: 29372

日付: 2024-05-07

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会