礒崎哲史の発言 (経済産業委員会)

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○礒崎哲史君 大臣、ありがとうございます。
 今大臣から、経営者に期待するところでアニマルスピリッツなんという言葉も出てきました。まさにそのアニマルスピリッツといいましょうか、開拓者としての気持ちで頑張っていた時代、高度経済成長期というものが日本にもございました。そのときの労使の関係において、考え方、共有の考え方が結ばれたものがあるので、それを最後にちょっと御紹介をしておきたいと思います。
 資料をお配りしました二枚目になるんですが、生産性運動に関する三原則というのがありまして、これ、昭和三十年に結ばれたものです。まさに高度経済成長期のこれから迎えるという時代、その中にあって、三つの原則が労使によって確認がされました。
 生産性の向上は、究極において雇用を拡大するものだ。当然、雇用が拡大されれば生活が安定をする、経済も大きくなっていく、社会も安定していくということになりますので、まずそれを共通の認識として持ったということです。
 二番目に関しては、これを進めていく上には、やはり労使が協力をしてこれを研究し、協議をするという、お互いの立場を尊重しながらしっかりと協議をしていくということですね、一方的に進めるんではないという、こういう考え方。
 そして、三番目、ここが大切だと思っています。生産性の向上の諸成果は、公正に分配されるものとするということです。まさに、失われた三十年は、この三番目が私は大きく欠落をしたんだというふうに思います。
 労使の関係において、上げた成果は次にどういうふうに生かすべきなのかというステークホルダーの考え方が変わってしまったのかもしれませんけれども、この失われた三十年のそのコストカット型経済、デフレマインドから本当に脱却するということであれば、やっぱり私は、この三番目ですよね、これをやはり経営者の皆さんに大切に持ってもらうということ、やはり、これを意識しながら取り組んできたときにやはり日本は成長してきたわけですから、いま一度、やはりこういった考え方、現代風に新たな状況に合わせて少しこれをリメークするということはあるかもしれませんが、基本的にはこの三つをしっかりと守っていくことが私は大事だと思います。
 大臣、最後にもしお答えをいただければと思うんですけれども、今回の法案、投資という、投資を促進するという法律です。その投資の中に設備投資や研究開発投資はあると思います。人への投資というものが入っているというふうに理解をしてよろしいでしょうか。

発言情報

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発言者: 礒崎哲史

speaker_id: 26665

日付: 2024-05-23

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会