大沼俊之の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(大沼俊之君) お答え申し上げます。
 先生御指摘のとおり、航空運賃は、SAFを含めた燃料のみならず、様々な要因で決まるものでございますけれども、SAFにも、さらに言えば様々な原料がありますので、具体的にどういうふうな影響になってくるかというのは、なかなかこの試算、簡単ではございません。ただ、一般論として申し上げれば、SAFの価格が高くなれば、ほかの部分が変わらなければ当然運賃にも影響があると、これは御指摘のとおりでございます。
 国土交通省といたしましては、国際競争力のある国産SAFを安定的に供給できる体制をしっかりと構築すると。その上で、国際競争力のある国産SAFと既存のジェット燃料との差額につきましては、先ほど申し上げましたように、これは環境価値ととらえて、そのコストについては航空利用者の方に御負担いただくことが基本的な考え方になるのではないかと。その上で、それをきちんと理解していただくためには、環境価値に対するコストを円滑にその運賃に乗せていくという意味では、航空利用者に理解を得る必要もあると認識しておるところでございます。
 こういった観点で、本邦エアラインにおきましては、SAF利用によるCO2の削減量を環境価値として、これを証書にして見える化することで、どれだけCO2排出量の削減に貢献したか、利用者の方が把握できる、こういった取組を始めたところでございます。
 国土交通省としても、航空利用者への浸透を図るために、ガイドラインの作成などによりまして、こういったエアラインの皆さんの取組を後押ししているところでございます。
 繰り返しになりますけれども、国土交通省といたしましては、エアラインのみならず、航空利用者の皆様がSAFの利用による環境価値を享受し、あわせて、SAFの利用に伴うコストについても御負担いただく、こういうことについての環境の整備をまずは図っていきたいと、ここから始めてまいりたいと思っているところでございます。

発言情報

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発言者: 大沼俊之

speaker_id: 24713

日付: 2024-05-23

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会