福島豪の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(福島豪君) よろしくお願いします。今御紹介いただきましたフクシマガリレイの福島と申します。
 今日は、このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございます。一生懸命努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 私からは、意見というよりも、これまで取り組んできたことを皆様に共有させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず、二ページでございます。
 フクシマガリレイの会社概要ですけれども、一九五一年創業、私が三代目の社長でございます。従業員は千九百名ちょっと、売上げは単体で九百二十億、連結で一千百五十八億、東証プライムに上場させていただいております。
 三ページ目、お願いします。
 事業拠点ですけれども、食のインフラをつくり、そして維持管理するという観点から、メンテナンスを非常に大切にしております。北は旭川から南は石垣島まで、合計七十六拠点、場所を構えて、サービス、メンテナンスの対応、営業の対応をさせていただいております。
 四ページ目、お願いします。
 ネットワークですけれども、国内だけではなくてアジアにも拠点を出しておりまして、十一か国十二拠点、タイには工場もございます。
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 事業の概要でございますけれども、こちらにありますように、七つほどの事業がございます。左上から簡単に説明させていただきますと、一つ目がスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア等で使っていただきます冷凍冷蔵ショーケースの事業。右側です、レストランや外食店舗で使われる冷凍冷蔵庫の事業。その右側です、病院や製薬会社、大学などで使われる特殊な冷蔵機器の事業。左下です、大型食品加工機械販売とありますけれども、アイスクリームなどを作るフリーザーの事業。その右側です、大型パネル冷蔵販売、こちらは大きな冷凍冷蔵の倉庫や食品工場の空間をつくる事業。その右側です、小型、こちらはホテルやスーパーマーケットのバックヤードにある小型の冷蔵の空間をつくる事業。そして、全ての事業に横串が掛かるメンテナンスの事業ということで、この七つの事業、主に食に関わる事業をなりわいとさせていただいております。
 六ページです。
 当社の強みは、元々福島工業からスタートした会社なんですけれども、上の表の右側、消費者に近い店舗型のお店でずっとお世話になって成長してきた会社ではあるんですけれども、後ほど説明させていただきますが、数々の会社が仲間入りすることによりまして、食のサプライチェーンの生産から消費まで、赤で書いてあります、ファーム・トゥー・フォークと書いてありますけれども、食のあらゆるシーンで、設計、施工、そしてメンテナンスを全国でお役立ちできる会社に変革することができました。これが我が社の強みでございます。
 次のページお願いいたします。七ページです。
 売上げの推移を記載させていただきました。ちょっと小さいですけれども、一九七八年、ちょうど私が生まれた頃の売上げから昨年まで売上げの推移が書いてございます。御注目いただきたいのは、二〇一〇年頃から売上げが急速に伸びてきております。様々な理由があると考えているんですけれども、一つの大きな要因はMアンドAというふうに考えております。
 下にありますように、二〇〇九年に高橋工業株式会社、その右上、二〇一三年にFSP株式会社、その下、株式会社省研、このように三社をMアンドAすることによって売上げを伸ばすことができました。ただ、MアンドAして純粋に売上げの数が増えるというだけではなくて、シナジーを生み出してきたと自負しております。
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 MアンドAをさせていただいた二社のその後の売上げ、営業利益、従業員の数の推移でございます。左側が二〇〇九年にMアンドAをさせていただきましたタカハシガリレイ、十五年間で売上げ三・二倍、営業利益五・七倍、従業員数は三・二倍となりました。直近の売上げは八十六億四千万です。右側、ガリレイパネルクリエイト株式会社、二〇一三年にMアンドAをさせていただきましたけれども、十一年間で売上げ二・二倍、営業利益七・九倍、従業員数二・〇倍、直近の売上げは百六十億円、両社ともしっかりと成長してくれております。
 九ページお願いします。
 では、なぜこのようにシナジーを出せていけたかというところなんですけれども、今我々が考えておりますのは、この記載しております四社、フクシマガリレイ、ショウケンガリレイ、ガリレイパネルクリエイト、タカハシガリレイ、それぞれの立ち位置で四社四様の情報収集ができるようになったと。そうすることで、物件を立体的に捉えて、一つの物件当たりの売上げを大きく獲得できるようになったというのが我々のグループシナジーの特徴かというふうに捉えております。
 フクシマガリレイは元々、消費者に近いスーパーマーケットや飲食店に強かった。ガリレイパネルクリエイトはゼネコンさん、サブコンさん、設計事務所さんの情報に非常に強い。タカハシガリレイは食品工場やコンビニベンダーさんと元々直接のお取引をさせていただいていた。ショウケンガリレイはエンジニアリング会社や商社様とのおつながりが強い。このような、あらゆるルートでの情報収集で一物件を大きくしていくことができたと考えております。
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 その事例の一つがセブン&アイグループのスーパーストア事業における構造改革の重点施策であります。このPeace Deli千葉誉田のプロジェクト、首都圏二百店舗にお総菜を供給するセントラルキッチンでございますけれども、こちらで、ガリレイパネルクリエイトでは断熱耐火パネル、フクシマガリレイでは冷凍冷蔵設備工事、タカハシガリレイではトンネルフリーザー、ショウケンガリレイでは自動搬送装置、ラインコンベヤーの施工をさせていただき、大きな受注を獲得することができました。
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 そして、今年の二月には日本洗浄機というメーカーをMアンドAを発表いたしました。今後のMアンドAの方向性は、シナジーを出しながらお互いが成長していくということでございます。
 十二ページから十五ページまでは当社の新しく制定したパーパス、マテリアリティーの部分でございますので、ここでは割愛をさせていただきまして、十六ページをお開けください。
 元々、福島工業という社名でずっとやってきたわけなんですけれども、二〇一九年にフクシマガリレイという社名に社名を変更し、大阪府西淀川区に新社屋を建設させていただきました。そのときに、このMILABと言われるオープンイノベーションの施設をつくっております。ここは、ジョインというコンセプトを基に、我々だけではなくて、異業種企業、大学、研究機関、そしてスタートアップの方々が集まり、この世にない技術やアイデアを生み出していく場所にしていきたいということでつくったラボでございます。もうフクシマガリレイグループだけではやれることは限られている、たくさんの方々と協業しながら、スタートアップの方とも協業しながら新しい価値を創出していきたい、もちろん万博のことも意識にございました。そういったことでつくったのがこのMILABでございます。
 十七ページお願いします。
 ここに、今七社の食に関わるスタートアップの方々が入居いただいております。日々お互い切磋琢磨しながら、新しい価値創造に向けて取り組んでおります。
 十八ページです。
 我々の業界も人手不足で大変苦労しております。食の安心、安全を守る技術者がどんどんどんどん減っていっておりまして、廃業とか後継者不足で人がいなくなっていっています。非常に危機感を感じておりまして、一部のエリアでは、いわゆる技術者がいなくて修理がままならないというエリアも出てきております。
 この問題に一石を投じようということで、社内に短期職業訓練校をつくりました。今は社内のメンバーの研修機関ということで使わせていただいているんですけれども、近い将来、社外の方々もここに入っていただくことで、この施工、失礼、施工業者不足のいわゆる社会課題に解決していきたいという思いでございます。今は当社の施設で行っているわけなんですけれども、二〇二六年には新しく技術者育成のグローアップセンターという建物を造って、更に人材育成を強化していきたいというふうに考えております。
 十九ページお願いします。
 人材投資と書いていますけれども、これはベースアップの部分です。二〇二三年、五%のベースアップをさせていただきました。業績も非常に良かったということもございまして、夏のボーナスは前の比一七%アップ、冬は二三%アップということで、ここに書いていますとおり、賃上げも行ったんですけれども、売上総利益、過去二年で二倍以上になり、残業時間も八四%ということで減らすことができまして、タイパの向上ができております。今年度も四月から六%のベースアップを実施済みでございます。
 次のページお願いします。
 先期、業績も良かったということもございますが、私ども、現在、投資フェーズに入ってきております。しっかり稼いだ現金もたまってきているということもあるんですけれども、この二四年から三年間で約二百八十億円の投資、これは人材投資も入っていますけれども、二百八十億円の投資をさせていただこうということで、あらゆる計画を今進めているところでございます。
 二十一ページです。
 そんな中、中堅企業政策の活用ということで、現在、大規模成長投資補助金に応募すべく、今お願いをさせていただいているところでございます。主力のショーケース事業の新しい工場を滋賀の湖南市に建設を予定しておりまして、投資予定額約八十六億円ということで、今準備を進めさせていただいているところでございます。
 最終ページです。
 中堅企業政策の活用検討ということで、二つ目、賃上げ促進税制につきましては既に活用をさせていただいております。本当にありがとうございます。
 以上、フクシマガリレイグループの取組を共有させていただきました。ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 福島豪

speaker_id: 27280

日付: 2024-05-28

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会