伊藤信太郎の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(伊藤信太郎君) 環境政策に対して、まさに本源的なテーマを御指摘いただいたと思います。
環境を守るということは、ある意味で多元的なことだと思いますね。今回、二酸化炭素を減らす、そのために再生エネルギーをなるたけ、世界で三倍にしようということはCOP28で決まったわけでありますけれども、他方、再生エネルギーが環境を全然壊さないかというと、そうではないんですね。どのようなエネルギーをつくるシステムにおいても、それなりの環境の負荷があります。ですから、私どもは、やっぱり環境収容力の中において再生エネルギーというものを導入していくということが必要だと思います。
太陽光発電においては、その規模によって環境大臣、意見が言える場合と言えない場合とありますけれども、いずれにいたしましても、環境省の考え方は環境全体を守ると。ですから、二酸化炭素も減らさなきゃならないけれども、そればかりを見て、景観を始めとして、あるいは土砂崩れが起きるとか農業被害が起きるとか、あるいはほかの発電によっては人間とか動物の健康に悪い影響があるということが懸念されているものもあります。また、その再生エネルギーの、いずれ耐用年数が来た後に廃棄物になります。その廃棄物の毒性というものが土壌に行かないようなシステム、またそれのための科学技術の検討というのも必要だと思います。
そういうことで、議員の御指摘のとおり、環境省としては、そういう複眼的な視点を持って日本の環境、そしてひいては地球環境を守っていきたいと、そのような覚悟でございます。