佐藤信秋の発言 (決算委員会)
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○委員長(佐藤信秋君) ありがとうございます。
それでは、三番目の質問、最後の質問です。
これは、コストカット経済からの脱却を図るための方策ということでお伺いします。
成長と分配の好循環、賃上げの実現、コストカット型経済からの脱却は重要な目標と思います。
政府調達について申し上げます。コスト原価の計算が長い間積み重ねられてきた場合は、発注する人たちが昨年の実績を調べて、労務費や経費を計算して積算価格を定めて、これを予定価格として決めて競争入札にします。この積算価格以上では落札できません。例えば公共工事では、平均の落札率は大体九二、三%ぐらいでしょうかね。そうすると、人件費や会社経費を必ず昨年の実績より七、八%カットしなきゃいけないと、こういう問題なんですよ。これはまさしくコスト型経済、コストカット型経済そのものの成り行きなんですね、これね。
実は、世界中で、この積算価格を予定価格として、それ以下の価格でなければ落札できないようにし続けているのは、先進国では残念ながら日本だけになりました、ほぼ。明治以来の会計法ですから、今すぐ直すというのは難しいとは思います。だけど、これを直して世界の標準に近づけなくては、コストカット型経済というのがなかなか止まらないと、そんなふうに思います。
これからの政府の調達制度の在り方について、今すぐとは言いません、行く行く直すと、こういう方向だと思いますが、総理の見解をお伺いします。