川内潤の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(川内潤君) 御質問ありがとうございます。
まず、マインドセットをされた上で選択肢がたくさんあることは大事だということです。制度を拡充されていくことは非常に重要で、その方の働き方、その方の生き方そのものが選んでいくことができるということはとてもすばらしいことだけれども、でも、今はそうなっていないということをお伝えしたかったところです。
例えば、今の短時間勤務でいえば、母がデイサービスから帰ってくる時間に一人で家にはいられないので短時間で早く帰りたいんですというお話がありますが、御自宅で一人でお過ごしができない方がデイサービスというサービスに適合するでしょうかということなんです。
ここに、この相談を受けた段階ではもう遅いのですね。そうではなくて、そもそも、池田参考人がおっしゃっていたように、家で、そこで生活をするということは、残念ですけど、転んでしまうこと、骨折すること、家族がいない中で脳梗塞が起きて救急搬送されること、若しくはもう既に事切れている可能性もあること、それも想定した上で、私たちは御本人の尊厳を守っていく必要があるんだと思っています。尊厳というのは高齢の方が自分で自分のことを決めている状態というふうに定義をされていますが、ついつい御家族が近くにいれば御本人の意思決定を奪ってしまう可能性があるというところから、短時間勤務がそのように使われることは私は承服しかねるというところでございます。
以上です。