横尾俊彦の発言 (行政監視委員会)

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○参考人(横尾俊彦君) ありがとうございます。
 私がシェアリングエコノミーと最初出会ったのは、まだシェアリングエコノミー協会が立ち上がってすぐぐらいで、関係団体とかグループが参加しているのが百に満たない頃です。会った瞬間に直感したのは、あっ、これからこういうのが必要になるなということをすごく感じました。
 たまたまその頃に北京に往復して仕事をする機会があったんですけど、北京に行って驚いたのは、結構いろんなところでそういう動きがあるということと、機内誌に何とシェアエコというのがもう入っていたんですね。専門家に聞くと、アムステルダムを始めヨーロッパでも始まっているよと、韓国もやっているよということで、おっと、日本はここも遅れちゃいけないなと思いました。
 今お尋ねの件ですけれども、既存産業との関わりについては、むしろシェアエコで非常にスタートアップで頑張られたところというのは、いわゆる隙間産業的に、大きいビジネスをやっていてそれが及ばない隙間がありますよね、そこに着眼をしてそこをうまく埋めるということをよくされたりします。
 例えば、私どもすぐ使ったものの一つにクラウドワークスというのがありますけれども、自分ができる隙間時間を使って仕事をしたいという、例えば出産の終わったお母さん、あるいは家族介護をしなきゃいけないけど、仕事には定職就けないけど何か仕事をしたいという方々にとっては隙間時間で仕事ができる。例えば、ライティングの力があるなら、インターネット上で東京のビジネスの仕事を委託を受けてそれを書いて送って給与をもらうとか、あるいはデザインをして送って報酬をいただくとか、そういったのもありました。
 また、スペースが空いているならば、そこをうまく使って少しは実入りになることと社会的に役に立つこと、例えば、簡単な例でいいますと、大変混雑する観光地なんかで自分のパーキングが空いていれば、そこを登録しておけば、そこに時間制限で止めていただいてやるということも助かるわけですよね。
 そのような観点で考えていくと、実は世の中にいっぱいみんなでシェアできるもの、昼間は使っていないもの、夜だったら空いているものなどなどいっぱいありますので、そこに着眼してやられています。
 福祉関係ですと、お母さんたちのケア、子供たちのケアをサポートするものですとか、福祉の、大きな社会福祉団体とかでは手が及ばないけれども、簡単にお互い助け合いならできるということをつないだりとか、そういうふうにしてきておられますので、いわゆる大きなビジネスの間の隙間をどう埋めるかがスタートアップだと思います。
 これをどう展開していくかですけれども、例えば、求人の例でいいますと、ついこの間お会いしたところは、ネット上に、こういうところにこういう仕事があります、あなた来ませんか、公募されていますよ。例えば、セブンイレブンのイベントの人員が欲しい、イベント自体のサポートスタッフが欲しいということを利用されていまして、聞くところによると、その方は、そのシェアエコのサービスは佐賀県内もたまたまありまして、二、三十社が利用されていて、数日間のうちに必要な人員が集まったりするそうです。もちろんそれは時間制だったり一日制だったり数日間のパートですけど、空いた人が使う。そういう形で、片や求人が欲しい、片や少し経済活動もしたい、普通だったらハローワーク行っても全然そういうの分からない、でもそこで分かって自分が助かるという方がありますので、そういったことをうまくやっていければいいのかなと思っています。
 シェアエコの関係の人たちは本当にうまくSNS、インターネット、ICTを駆使されています。それは管理費が掛かりにくいということと、コストセーブできるということと、周知が速い。しかも、見ている人たちはそのことに関心のある人ですから反応率が極めて高い、そういった意味でもウィン・ウィンの関係になれる。そういったことをうまくされていますので、しばらくこれが拡大していく形でより良い経済の活性化につながっていくんじゃないのかなというふうに私自身は感じています。

発言情報

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発言者: 横尾俊彦

speaker_id: 2084

日付: 2024-02-19

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会