森隆志の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(森隆志君) お答え申し上げます。
まず、移転についてでございますけれども、地磁気観測所においては百年以上の長きにわたって観測を続けておりまして、太陽活動による磁気嵐の情報、こういったものは航空機や船舶の安全航行の確保、無線通信や人工衛星の障害回避等に活用されています。また、地球規模の磁場分布の長期的な変動の監視の結果は、携帯電話、航空機、船舶などの精度良いナビゲーションシステムに必要不可欠なデータとなっています。これらの観測というのは、同じ場所で継続的に行うというのが極めて重要ですので、なかなか移転するというところが難しいところでございます。
次に、先ほどございましたその補償の関係、こちらについてですけれども、地磁気観測所の周辺では、電気事業法の規定に基づき、地磁気観測に影響を与えないように鉄道施設等を設置しなければならないこととされております。これに関連して、鉄道事業者から気象庁には、交流電化の導入による損失や補償に関するような御要望は、茨城県、鉄道事業者、気象庁での議論の中でもいただいてはおりません。
気象庁といたしましては、国内外で評価されている石岡市での地磁気観測について、茨城県の御理解をいただけるよう、引き続き丁寧に対応しつつ、観測を継続してまいりたいというふうに考えております。