稲田雅裕の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(稲田雅裕君) お答え申し上げます。
 四方を海に囲まれた我が国におけるカーボンニュートラルの実現に当たりましては、昆布やワカメ、アマモなどの海洋植物を活用してCO2の削減を図っていくことが重要だと考えてございます。このため、国交省では、港湾工事で発生するしゅんせつ土砂などを活用した藻場や干潟などの造成に取り組んでおります。
 また、国土交通省が設立を認可した技術研究組合を通じて、ブルーカーボン由来のCO2吸収量の認証や、それを取引できる形にしたクレジットの発行にも取り組んでございます。令和五年度には、先ほど先生からありました三重県分も含めて二十九件のクレジットが発行され、合計二千百七十トンのCO2吸収量が認証されたところでございます。
 このクレジット制度、制度創設から四年ということもございまして、まだまだクレジット制度を十分周知されていないことが課題だというふうにも認識してございます。このため、国土交通省では、クレジット制度に関するパンフレットの作成や講演の場でのPRなど、制度の普及啓発に取り組んでいるところであります。また、インセンティブという意味で、国土交通省から発注する港湾工事において、工事受注者が工事中のCO2排出量の削減を目的としてクレジットを購入した場合に工事成績を加点評価するというような試行的な取組なども行ってございます。
 国土交通省としましては、クレジット制度の活用促進に向けまして、購入者への更なるインセンティブの創出、あるいはクレジット創出者と購入に関心を持つ方との交流の機会を増やす取組、こういったことをしっかり進めてまいりたいと思います。

発言情報

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発言者: 稲田雅裕

speaker_id: 17772

日付: 2024-04-18

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会