西田昌司の発言 (財政金融委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○西田昌司君 今言われた歳出改革、ここがくせ者なんですね。歳出改革というと、何か無駄をなくして、必要なところに予算を付けていくから、正しいことのように思いがちなんですが、これをずっとやっているわけです、三十年。ですが、この財政の全体はなかなか増えないんですよ、そういう発想していますから。そうじゃなくて、そもそも日本が、経済あっての財政とおっしゃるけれども、そのとおりなんですが、経済が悪くなった原因は何なのかと、ここの話の議論が財務省の中で全くできていません。
 私はずっと党内でも言っているんですけれども、悪くなった原因ははっきりしているんですよ。それは、BIS規制を、前回も言ったと思いますけれども、BIS規制を昭和六十三年に変えられて、大手の銀行が出せる金額が事実上半分になったわけですよ、これは。自己資本率を四から八に変えられましたからね。その結果、それを実行した平成になってから貸し剥がしをして、自分たちの貸出額を減らさなければならなくなったんです。そのことによって民間負債は激減したわけですよ。民間の負債がどんどんどんどん大きくなっているときは、投資をしているわけですから、経済いいわけです。その投資をなくし、しかも、郵政民営化で、このいわゆる財政投融資という、要するに無駄金になっている、たんす預金になっているやつを公共事業に使う仕組みだったんですよ。これも潰したんですよ。つまり、それからいわゆるこのPB黒字化目標というのもあって、政府の方が積極的に出せない、建設国債もなかなか、本当は出せるのに出せない仕組みになっちゃったと。
 要するに、民間、政府部門含めて、投資額を減らす仕組みをつくってしまった結果が今日のこの財政を悪くしている根本的な原因だと思いますので、この問題については次回また議論したいと思いますが、是非その辺も含めた経済政策、財政政策を考えていただきたいということをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
 ありがとうございました。

発言情報

speech_id: 121314370X00320240312_033

発言者: 西田昌司

speaker_id: 19213

日付: 2024-03-12

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会