勝部賢志の発言 (財政金融委員会)

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○勝部賢志君 それでは、本日議題となっております関税定率法の一部を改正する法律案の審議に当たって、幾つか関税ということについてお聞きをしたいと思います。
 税関のホームページを見ると、関税とは、歴史的には古代都市国家における手数料に始まり、内国関税、国境関税というような変遷を経て、今日では一般的に輸入品に課せられる税というような定義がございます。
 次のページというか、資料をお配りしている次のページに、明治初期から大正、昭和、平成までの間の国税の税収状況というのが実はある書籍に出ていたものですから、うちの事務所でちょっと転記をして整理をしてみました。
 明治初期の税目、左側にありますけれども、一番上に地租とあったり、それから中段辺り、私、北海道出身なんですが、北海道物産税と、これは北海道から本州に物を運ぶときに税金を払って運んでいたという歴史が分かるわけですけれど、その二つ、三つ前に、上には琉球藩貢納というんですかね、貢ぎ物のような税金を納めていたという時代もあったということです。
 それで、下の方に海関税と書いていますが、これが関税の前身、海を渡って物が上陸するときに掛かる税金という捉え方だったのかなというふうに思うんですが、その中に決算額とそしてパーセントが出ていますけれど、その明治初期でも結構国税の七%とか、年によって多少違いますが、三%、五%ぐらいという税収があったということです。
 それ、明治、大正に移っていくわけですけれども、やっぱり貿易などが盛んになって、大正時代は結構これが国税の大きな割合を占めていて、一五%とか一〇%とかそういう時代もありました。
 これは余り関係ないんですけど、次のページは、戦争の直前直後は、やはりほとんどこの出入りがないということか、税収も戦後はゼロという状況であります。
 そして、それの最後のページ、昭和から平成に入って関税というふうになって、それも大体一%前後に、昭和六十年、ごめんなさい、昭和四十年頃はこれ相当やっぱり輸入が盛んになったのか関税も増えていますが、近年は大体一%ぐらい、それでも国税一兆円規模の税収があるという状況であります。
 こういう状況の中で、今日的な関税の課題はどういうものなのかなということで、政府の方で出されている「令和時代の構造変化と税制のあり方」という本を見てみたんですけれども、そこには余り今日的な課題については触れられておりませんでした。
 結局、物とか人の出入りに関わっての動きから、もう今や金やデジタルが、デジタルでその情報や金が行き来するような時代になっているので、もはや関税というのがやっぱり割合がそれほど高くないというようなことなのかなというふうに思ったんですけれども、激しい時代の流れの中で、関税が課せられているものがどのようにこの間推移をしてきたのか、その点について御説明をいただけたらと思います。

発言情報

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発言者: 勝部賢志

speaker_id: 15295

日付: 2024-03-29

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会