植田和男の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(植田和男君) 財政運営については、私からはコメントを差し控えさせていただければと思います。
 その上でですが、私ども、今回政策変更いたしました基礎的な考え方としましては、一部繰り返しになりますが、消費者物価総合はしばらく二%のインフレ率を超えておりますけれども、より基調的な動き、つまり一時的な動きを取った物価と賃金の好循環に根差す動きのところ、基調的物価上昇率はといいますと、まだ少し二%を下回っているというふうに見ております。ただし、それが見通し期間の終盤にかけて二%に向けて収束していく可能性が高まったということで、政策の変更に至ったわけでございます。
 しかし、現状はまだ二%、そこがちょっと下回っているということですから、緩和的な金融環境、金融状態を維持していくということは大切であるというふうには考えております。
 ただし、今後どうなるかという点につきましては、我々の見通しどおりに推移していきますと、基調的な物価上昇率が少しずつ上がっていくという中で緩和の度合いの縮小ということも考えていかないといけないとは思います。ただ、本当にそうかどうかは今後のデータ次第でございまして、これは丁寧に毎回の会合で点検していきたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 植田和男

speaker_id: 4023

日付: 2024-04-09

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会