植田和男の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(植田和男君) 先週の米国での記者会見、講演等で、先行きの私どもの政策運営について基本的な考え方を改めて説明したところでございます。ただ、特に新しいことをお話ししたというよりは、先々週までの記者会見や国会でお話ししてきたことをもう一度丁寧に、海外、米国で説明してまいったというところでございます。
その内容を少し申し上げますと、今後の金融政策運営でございますけれども、基本的には、その時々の経済、物価、金融情勢次第という考え方に沿って進めていきたいということでございます。より具体的には、金融政策の主たる調節手段となります短期金利の水準について、毎回の私どもの会合で、経済物価の見通し、更にリスクを丁寧に点検した上で、二%の目標を持続的、安定的に、インフレ目標ですね、実現していくという観点から適切に設定していくということでございます。
更に申し上げますと、先行き基調的な物価上昇率が私どもの見通しに沿って二%に向けて上昇していくということにもしなりましたならばですが、金融緩和の度合いを調整していくということになるかと思いますので、その場合は短期金利を引き上げていくということになるかと思います。また、物価・経済見通しやリスクが変化すれば、それも政策の変更の理由になるというふうに考えてございます。
もちろんでございますが、その上でですが、具体的にどういうタイミングでどういう幅でというようなことについて現在予断を持っているわけではございません。