浅田均の発言 (財政金融委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。
今日もまた、日銀の植田総裁にお越しいただいております。ありがとうございます。
実は先般、五月の二十七日に日銀が、何というんですか、あれ、国際カンファレンス、インターナショナルカンファレンスを開かれまして、そこで、オープニングリマークスということで植田総裁がプレゼンテーションをされております。そのプレゼンの中で私、関心を持ったところが何点かございまして、感想を述べつつ質問させていただきたいと思っております。
関心を持ったというのは、三点あります。
一点目が、やっぱり総裁御自身が、ETFとかJ―REIT、投資信託、あるいは不動産の投資信託に関して、やっぱりリスキーアセッツ、リスク資産であると発言されております。前回この委員会で同僚の藤巻委員が指摘していたと思うんですが、リスキーアセッツなんというものは中央銀行としては持ってはいけないものであるというふうに指摘しておりましたけれども、総裁御自身もやっぱりそういう御自覚というか御認識がおありでリスキーアセッツとおっしゃっているなと思ったのがこれ一点目です。これ、感想です。
それから、あと二点目、これインフレ予想に関してと、それから三点目は自然利子率に関して言及されております。この二点目と三点目に関して質問させていただきたいと思います。
二点目のインフレ予想について質問させていただきますが、資料二を御覧いただきたいと思います。これ前も、これ作成者は日銀の植田総裁御自身でございまして、これもう僕は何回も使わせていただいておりますので著作権料を払わなあかんかなと思っておりますけれども、御容赦いただきたいと思います。これ、物価版フィリップス曲線と言われている図でございます。
そのフィリップス曲線というのは、皆さん御承知だと思うんですけど、元々は物価と失業率の関係を研究したフィリップスという方が公表されて、それが今も生き続けているというものでございます。この物価版というのは、これ中でいろいろ変換していく必要があるのでなかなか難しいんですけれども、難しい部分はあるんですけれども、これインフレ率は、予想インフレ率プラスガンマにGDPギャップを掛けたもの。だから、一次方程式ですね、中学校のときに習うy=ax+bという一次方程式で近似されているというものでございまして。
私がまずお伺いしたいのは、五月二十七日のプレゼンテーションで植田総裁は、インフレ予想をゼロから押し上げることには成功したように思う、それを今回は二%にアンカーさせなければなりませんと発言されております。確かに、この図を見る限り、需給ギャップ、ゼロのところで上の方に上がっていますので、ゼロは脱したというのは確かでございますけれども、二%にアンカーさせなければなりませんと言われた、発言された部分について詳しく御説明いただきたいと思います。