浅田均の発言 (財政金融委員会)
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○浅田均君 二%に上げていくと、で、そこで止める必要があるわけですね、アンカーさせるということは。
それで、この資料二を続けて御覧いただきたいんですけれども、これは、さっきも申し上げましたけれども、Y軸に物価上昇率、それからX軸、右側にこのGDPギャップを取ったものであります。
これを見ますと分かりますように、GDPギャップがゼロのときにこれ利息を上げたり下げたりしても、X軸は全然動かないんですね。だから、GDPギャップは右の方に、プラスの方に動かさないことには金利が上がっていかないと。だから、GDPギャップをゼロのままにしておいては余り、余りというか全く効果がないので、GDPギャップはプラスの方向に動かしていく必要があると。ということは、現実のGDPが潜在的GDPより大きくなるように、この図でいうと、右側に動かす必要があると。
ところが、次、資料一を御覧いただきたいんですが、資料一の右上と真ん中の図ですね。これ、予想インフレ率を二%とすると、GDPギャップは、今申し上げましたように、プラスならインフレ率は二%を超えてしまうわけであります。
右に行って、資料二でいきますと、GDPギャップが右に上がって、物価上昇率も上に上がると。ところが、利子率とGDPの関係だけを見ますと、GDPギャップがプラスならインフレ率は二%を超えてしまいますし、実質の利子率、実質利子率というのは、名目利子率、今の〇・一%から予想インフレ率を引いたものが実質の利子率でございますけれども、これを〇%にするには名目利子率を二%以上にする必要があるというのが私の考えなんですけど、総裁の御見解をお伺いしたいと思います。