伊波洋一の発言 (政治改革に関する特別委員会)
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。
参議院会派沖縄の風は、沖縄の未来と沖縄県民の尊厳、日本の民主主義を守ることを訴え、沖縄選出の高良鉄美議員と伊波洋一で活動しています。
本日は、政策活動費の問題に絞ってお聞きします。
今回の政治改革特別委員会の発端は、自民党裏金事件です。つまり、自民党派閥の政治資金パーティーのキックバックを自民党裏金議員が収支報告書に記載せず、全くの裏金として選挙などに使っていたという事件です。その裏金議員の中に、党から派閥を経て支払われた政策活動費という認識だったので収支報告書には記載しなくてもよいと思っていたと弁解する方が現れたため、収支報告の必要がなく水面下で使ってよい政策活動費という裏金が問題になったというのがこの間の経緯です。
沖縄では現在、県議会議員選挙が行われています。公正な選挙を期待しています。
かつて、中選挙区の場合、自民党同士の争いが企業も巻き込んで、大きな選挙資金が必要となり、五当四落と言われた選挙区も生まれたと言われています。五当四落とは、五億円で当選、四億円で落選ということです。
今の沖縄の選挙でも、与党有力幹部やあるいは秘書が来県するたびに、誰それが幾ら持ってきたらしいというようなうわさがささやかれ、地域や企業に金が回り、選挙に向けた飲ませ食わせや、パチンコ玉と交換できるチケットを配って期日前投票に連れていくというようなことも繰り返されてきたと言われています。そういう不正選挙の原資に政策活動費や官房機密費などが裏金になっているのではないかとも言われています。このような裏金は、沖縄では、国政選挙だけではなく、県議選やあるいは市長選挙、村議選挙レベルまであらゆる選挙をゆがめ、民主主義をおとしめてきました。
このような政党の政治資金で一番大きいのが選挙資金ではないでしょうかと思っています。砂糖を盛っておけばどこからともなくアリが寄ってくるように、政治資金の中で裏金があれば、まさにその選挙資金の裏金には本当にそれが裏金になって配られるということも、あるいは使われるということも明白です。
これまで三年間で自民党茂木幹事長が受け取った活動資金は合計十二億千六百七十万円だそうです。本日の提案者の説明を聞きますと、この活動資金は足の付かない金銭、現金とのことですから、大きなトランクで渡されているのだと思います。しかも、選挙の際には金額も跳ね上がっていきます。裏金をなくして選挙と政治の公正を実現することが政治改革の目的であるべきです。政策活動費や官房機密費などが裏金になるような改正であってはなりません。
自民党や維新の皆さんは政策活動費を調査研究に充てているのだとおっしゃっています。我々無所属議員にとって、いわゆる旧文通費、調査研究広報滞在費は重要な調査研究の資金なのです。
現在、旧文通費について使途公開という方向で議論が進んでいると理解しています。政党の皆さんの調査研究費は巨額で、巨額の政策活動費で十年間非公開、しかも領収書は墨塗りできるけれども、我々のような政党交付金ももらっていない議員は、調査研究費、研究に当たって非公開の期間などなく、すぐに領収書を細かく公開して、しかも墨塗りもなしという制度になるのでしょうか。著しくバランスを欠くのではありませんか。少なくとも、今後の旧文通費の公開に当たっては、御提案の政策活動費の公開と同様、同水準の仕組みにすべきだと考えますが、いかがでしょうか。