天畠大輔の発言 (政治改革に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○天畠大輔君 国民の政治不信が更に高まること必至です。代読お願いします。
 れいわ新選組の天畠大輔です。
 会派を代表し、自民案、維新・教育提出の修正案の双方に反対の立場で討論いたします。
 今回の政治資金規正法改正の審議に当たっては、最後の最後まで迷走が繰り返されています。反対の最大理由は、何よりもこの衆参の政治改革特別委員会の進め方に大きな疑義があるためです。
 政治改革特別委員会は、元々設置されていた政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会、倫選特を、自民党の裏金問題の発覚を受けて委員会の名前を変えることから始まりました。名称変更後、野党第一党は与党が提出した法案審議に大きな抵抗もないまま応じ、今日を迎えています。
 しかし、十分な調査もないまま、裏金当事者である自民党も含めた与野党の提出法案を粛々と審議するなどあり得ません。真相究明しないまま出口だけを議論するというのは、茶番劇以外の何物でもありません。れいわ新選組は、断じてあなたたちの裏金維持法、裏金維持法の共犯者になるわけにはいきません。
 結局、衆議院ででき上がったのは、自民党が維新の会を抱き込み、脱法行為にすぎなかった政策活動費を合法化するという前代未聞の使途不明金存続法でした。我が党の高井崇志幹事長がNHK番組で評したように、泥棒が泥棒を捕まえる法律を作ったらこうなりますというざる法です。
 また、我が党の木村英子議員は本委員会で、主権者である国民が置き去りにされることなく、市民や有識者などの外部の方の参加を含めた議論の場をつくることが必要、衆議院、参議院、超党派で政治資金について参考人質疑なども行い、法案を白紙に戻した上で新たに改正案を作るべきだと訴えました。しかし、その声は今日まで無視されたままです。
 九〇年代の政治改革議論に若手議員として参加した与野党の重鎮議員が、国民を巻き込んだ大議論になっていない、国民運動的に政治を変えようという意識が欠けていると嘆いたと六月三日付け朝日新聞は報じています。
 このような真相究明もなく、悪法をこそこそと修正して早期に採決するようでは、国民の政治不信は更に高まることでしょう。
 以上の理由から、裏金維持法案にほかならない自民案、維新・教育の修正案の双方に反対します。その上で、熱気ある令和の政治改革を大きな国民的議論として行うべきです。仮に政府・与党が政権への支持率再浮上を本当に願うのであれば、議論をゼロからやり直すことが不可欠であると申し上げ、反対討論といたします。

発言情報

speech_id: 121314575X00920240618_164

発言者: 天畠大輔

speaker_id: 21963

日付: 2024-06-18

院: 参議院

会議名: 政治改革に関する特別委員会