広田一の発言 (総務委員会)
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○広田一君 大臣、御答弁あったように、民放との中継局の共同利用、この推進も含めてしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。
次に、ラジオ波の削減についてお伺いします。
ラジオがその力を見せてくれたのは、災害への対応力だというふうに思います。東日本大震災のときに、停電した被災地ではテレビが見ることができず、人々の情報収集の大きな支えとなったのはラジオでした。この度の能登半島地震でも、AMラジオ中継局は発災後も停波することなく放送は継続されたところでございます。携帯ラジオを避難所を中心に千二百台配布することによって、被災者の皆さんの貴重な情報源となりました。このように、ラジオの有用性は改めて証明されたわけです。
しかし、残念ながら、NHKの経営計画によりますと、令和八年度に、現在二つあるAM放送を一波削減し、新AMと新FMの一つずつのチャンネルになるとのことであります。
NHKのラジオ番組は、ニュース、気象情報、交通情報といった基本的なものはもちろんのこと、多言語の語学番組や高校講座といった教育分野、音楽番組もクラシック、歌謡曲、民謡、合唱、アジア音楽から、落語といった話芸、オーディオドラマ、朗読などなど、数え上げたら本当に切りがないほど幅広い番組がございます。
音声放送でのラジオの最大の特徴は、当たり前ですが、聴くということであります。本当に、これは、目の見えない、見えづらい方々にとっても貴重な情報や娯楽等の大変重要な提供の場となっております。こういうふうに多様性が求められる時代だからこそ、私は、ラジオが果たす役割はますます大きくなっているというふうに思います。
そういった時期に、なぜ今NHKはAMのラジオ放送一波を廃止するのか。その理由について、私は、国民の皆さんに分かりやすく説明をする説明責任が私はNHKにはあるというふうに思いますが、稲葉会長の御所見、お伺いします。