大谷和子の発言 (総務委員会)

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○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。
 一番期待しているのはこの専門員の制度でございますし、パブコメでも関心が寄せられた点であるのは御指摘のとおりだと思います。専門員を幾ら人数を増やしても、恐らくその事業者が取り扱っているその情報通信、投稿の分量からすると、専門員が一人で見切れるものでも、まあ十人いても百人いても見切れるような内容ではないと思いますので、専門員の知見といったものをその事業者の内部にどこまで共有していくかという体制整備が必要だと思っておりまして、専門員の方に対しては一定のスタッフを付けるであるとか、あるいは専門員の方から実際のそのコンテンツモデレーションをしている担当者のそれぞれの方に対してトレーニングの機会を与えるというような具体的な管理が必要だと思っております。
 想定されている人材としては、やはり法律専門家が適切ではないかと思っておりまして、法律専門家の方は、このネット空間で起きている我が国特有の誹謗中傷であるとか差別発言等の実情に明るく、なおかつそれについての司法の判断についてもそのトレンドというのを十分に理解されていますので、そういった方々はふんだんにいらっしゃると思いますし、また、こういう制度の下でそういう方々の活躍の場というのが広がってくるということですと、例えば大学教育であるとか法曹の養成機関などでもこういう問題について理解できている方への教育に力を入れていただけるのではないかとひそかに期待しているところでございます。
 以上です。

発言情報

speech_id: 121314601X01120240507_057

発言者: 大谷和子

speaker_id: 9525

日付: 2024-05-07

院: 参議院

会議名: 総務委員会