大谷和子の発言 (総務委員会)
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○参考人(大谷和子君) 御質問ありがとうございます。
確かに、エコーチェンバーのわなに捕まっているんではないかという、自省されているという、非常にその姿勢そのものが恐らくエコーチェンバー対策になっているのではないかと思いますが、やはりエコーチェンバーという言葉を知らなかったり、フィルターバブルという言葉も知らなかったりしますと、どうしても自分と同じ意見の方々とばかり情報を共有するということで満足してしまうことが起こりがちですので、まず、やはりそういう言葉を理解するという、言葉の周知策を図るということがまず取っかかりになるのではないかと思います。
かつてハラスメントという言葉がなかったりストーカーという言葉がなかったときには、それをどう表現していいのかという、事態の、事実関係のその認識とか把握ができなかったわけですけれども、改めて、そのエコーチェンバーという実態について、特にこれから有権者となっていくような若い人々に、例えばワークショップなどを通じて実態経験をしてもらう、例えばこういうアルゴリズムの下だとこういう集団の意見に触れることになるというようなことを身をもって体験していただく場などを設けることによって、自覚的にその問題に立ち向かうことができるのではないかと思っております。
一つ日本放送協会の試みとして、そのエコーチェンバーであるとかフィルターバブルについてほかの多様な意見を取り入れていっているかどうかを確認できるようなサイトがあるのは、多分政党柄からしても御承知のとおりだと思いますが、そういった有益な取組なども是非活用していただき、特に、別に日本放送協会だけではなく、ほかの例えばプラットフォームサービス事業者などもそういったことの危険性などを周知する場をつくるというように、多様な主体がその啓発に取り組んでいくということが望まれるのではないかと思います。
以上でございます。