奥山千鶴子の発言 (内閣委員会)
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○参考人(奥山千鶴子君) ありがとうございます。
そうですね、私の方でも、説明資料の中に人生のスタート期を手厚くということを申し上げたんですけれども、本当に妊娠中は産むことが目的で、その後の大変さとか、そういったようなところが、実際生まれてみないと分からないというようなこともありまして、先ほどちょっと介護保険の方でケアマネさんがいますよねという話をさせていただいたんですが、子供の方はどうしても最初は母子保健のところとの連携が深いので、保健師さんですね、自治体の方の保健師さんとの関係という形になるんですけれども。
実は、いわゆる保健的な内容だけでなくて、妊娠中からやはり、保育園どうするという話であったり、夫婦の役割分担だったり、家事の分担であったり、いろんなことが実は気になっているということがありまして、そこからもう伴走的に、地域も含めて、その御家庭の状況に応じて必要な支援とか地域の支え合いにうまくつないでいくということが必要だなというふうに思っているんですが。
その部分が、やはり介護の地域包括の方は地域に拠点がありますよね、自分のエリアにあるということなんですが、やはり、役所でやっていますとなかなか生活部分のところに拠点がないということがありますので、私たち地域側ももっと母子保健と地域子育て支援連携して、妊娠期から地域で支えていく、そういう拠点を持っているということが大事だというふうに思っていて、いわゆる里帰りしないということは、その実家機能的なものを誰が果たすのか、どこが果たすのかというところがとても大事で、それをもう少し母子保健と地域で連携して居場所をつくったり支える体制をつくっていく。
そのために、介護の方ではヘルパー制度はあると思うんですけれども、なかなか出てこれない人には行く方がいいわけですね。ですから、アウトリーチができるヘルパーとして入るとか、そういったようなことが、今は特定の大変な家庭にしか行けないんです、これをもう出産された家庭にはみんな行けるんだというぐらい拡充しないと、スタート期でつまずいて、夫婦で何とかやり切らなきゃいけないんじゃないかと、それで夫婦の仲が悪くなるようではやっぱり二人目なんて考えられないですから、一人目の子育てのスタート期をもう本当に官民挙げて支えていくという、そういう介護保険に近いような仕組みを入れていく。
今、利用者支援事業という事業があって、コーディネート事業なんですが、ちょっとこれは数も足りませんし、地域側のニーズも足りないということですから、ケアマネさんを養成したように、もっとそういったことができる人増やしていくことが大事ではないかというふうに考えております。
以上です。