寺田静の発言 (農林水産委員会)
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○寺田静君 ありがとうございます。
今おっしゃっていただいたとおり、米粉としての消費拡大も大事ですけれども、御飯として消費されるお米の消費拡大も両方やるべきなんだろうと私自身も思います。
お話しいただきましたけれども、今既に真面目に農業のことを考えてパンとか麺ではなくて御飯をなるべく食べているという方々に、もう一杯、二杯食べてほしいというのはやっぱり厳しいんだろうと私自身も思います。
ただ一方で、このパック御飯、おにぎりなど消費が伸びていると。昨日、我が家に来ためいっ子も、御飯炊くのが面倒なのでパック御飯だと言っていましたけれども、この米の消費が減ったと言われるけれども、日本人、別に御飯が嫌いになったわけでは決してないというふうに思うんですね。忙しいと、米を炊くのがちょっと手間だということなんだろうというふうに思います。
舟山先生にお米炊くのそんなに面倒ですかと以前言われて、ちょっとまた怒られるかもしれませんけれども、炊くのが面倒だけれども御飯は食べたいと思っている人たち、本当はおにぎりがいいけれども、手軽だからトーストやサンドイッチになっているという方たちはまだまだあるんだろうと私は思います。ここが米の消費を伸ばすための一つの鍵だし、食料安全保障として米が大事だというのであれば、稲作を守っていく鍵なんだろうとも思っています。
消費者の嗜好の変化ということをある意味言い訳にして、この御飯としての米の消費拡大のところ、必死になってはやってこなかったのではないかなと、申し訳ないですけれども、感じられるんです。実はここはまだ掘れば掘れるみたいなところ、ここに消費を伸ばすヒントがあって、以前私ここで御紹介をしましたけれども、お米や水の計量の必要がなくて外出先からでも全自動でお米が炊けると、携帯で操作ができるというような、おひつも手のひらサイズで洗い物の負担も少ないという炊飯器などは、舞立先生も御興味を示してくださっていましたけれども、一世帯当たりの人数が減る中で、こうした新しい炊飯器なども消費拡大の鍵になるのではないかなというふうに考えています。
また、米粉も、もちもちの食感などが、食品が好まれる日本において、消費拡大の余地はやはりあるんだろうというふうに私自身も考えています。今は、お煎餅などもよく見ると外国産米で作られていたりするんですね。子供のおやつを買うときも、物価が高くなっていますので、つい安いものを手に取りますけれども、そうすると、やっぱり裏を見ると国産米を使ったものではないと。今、国産米のものを選んで買うようにしてはいますけれども、現時点ではやっぱり有機などを気に掛けている子育て世帯を除いては、やっぱり消費者はそこまで見ていないのかなというふうにも感じます。ここもやり方次第で国産に置き換えていくことができるだろうというふうに思います。
食料安全保障の確保のために自給率を向上させるというのであれば米なのだということは当たり前だと思いますけれども、この消費拡大すべきことを全部やってきたのかというところに疑義が残る、これからやるつもりなのか、やるべきことを全部やるということなのかというところに疑義が残る基本法の改正であってはいけないというふうに思います。
本当に国内でできるものは最大限国内でというこの言行が一致をしているのかと。とはいっても、農地が足りないんだから輸入も併せてというのは分かるんですけれども、やっぱり先日も申し上げたとおり、安定的な輸入といっても、この輸送の途絶のリスクというのは余りにも大きいだろうというふうに思います。また、みどり戦略、気候変動対策、環境負荷の低減などということもありますけれども、海外から輸入をするのにどれだけ二酸化炭素を排出をしているのかというところ、当たり前のことですけれども、環境のことを考えても、国内でできるものは国内でというのが一番いいというふうに思います。
様々今議論聞いておりまして、維持としか書かれていなくて、維持向上と書かれていないという指摘が再三されておりますけれども、やれることを最大限やるつもりがあるのかというところにやっぱり疑義が残る基本法改正であってはいけないと思います。大臣に一言所感をお伺いして、終わりにしたいと思います。