曽徳深の発言 (法務委員会)

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○参考人(曽徳深君) 横浜中華街は元々オールドカマーが主に経営していたお店が多くて、近年はニューカマーがどんどん代替わりしています。そうすると、ニューカマーは日本の生活習慣よく分からないので、ごみ出しなどもいわゆるルールどおりにやらない、あるいは物を売るときに押売みたいなことをやる。そういうことが起きます、最初、慣れない人たちがいると。そうしたら、町中でみんなで、発展会というのがあるんですけど、皆で相談して説得したりやって、最近そういうことがなくなるんですね。だから、時間掛かるんです。一遍にウルトラCみたいなものがあるわけじゃないんですよね。
 それから、店側も、例えば今、中華街にある大型店というのは、明らかに日本で飲食店勤務の人たちが増えないだろうということで、わざわざカンボジアに日本人学校を造って日本語を教育して、そして日本語の資格を取ったらこちらの店へ呼び寄せて、現実に何人か。そうすると、ちゃんと会社の中に仕組みがつくってある。要するに、今度はOJTをやったりして職員の教育する仕組みをつくってあるわけですね、大きなところは。それから、先ほど紹介したちっちゃな店も、やはり意図的に、従業員が働きやすい環境をつくるために努力をいろいろしているわけですよ。だから、その時間、その見守る時間があればいいと思うんです。
 中国にこういうことわざがあるんですね。ウサギは自分の巣の周りの草を食べない。それはどういう意味かというと、自分が住む場所の草を食べたら空のタカとかにその場所を分かられるので襲われるわけですね。だから、皆さんが日本に来て、ここは自分が落ち着く場所だよと思ったら大事にするんですよ。
 それには、やはり元々いる人たちがここを一緒になって大事につくろうねという発信をしなきゃいけないんです。それを発信すると必ず応えます。なぜかというと、やっぱり自分が生きるためにはやるべきことはやるんだというふうに、その覚悟でみんな来るわけでしょう。わざわざ悪いことをして、いっとき金稼いで、それで逃げちゃうという人というのはむしろごく少数であって、その少数の人だけを狙って厳しい法律を作れば問題解決するのかというと、解決しないばかりじゃなくて、一体何をやりたいのか、どういうメッセージを外国人に送ろうとしているのかというのはすごく迷うと思うんです。
 そこら辺はもっと自信を持って、自分たちに、逆に言うと、受け入れる側の日本の人たちが自信を持ってやっぱり外国人を僕は迎え入れればこの問題は解決すると思います。外国人も自治能力があって、ちゃんと直っていきますから、それで、ちゃんと学校でもそういう勉強を教えていますから。そう思います。

発言情報

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発言者: 曽徳深

speaker_id: 6451

日付: 2024-05-30

院: 参議院

会議名: 法務委員会