加藤鮎子の発言 (本会議)
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○国務大臣(加藤鮎子君) 三上えり議員の御質問にお答えをいたします。
ジェンダーギャップ指数と男女の地位の平等感についてお尋ねがありました。
先日公表された二〇二四年のジェンダーギャップ指数について、日本は百四十六か国中百十八位であり、昨年と比べて改善が見られたものの、依然として我が国の取組が諸外国と比べて遅れているという評価を謙虚に受け止めるとともに、特に課題と考えられる政治分野及び経済分野においてより一層の努力が必要と考えております。
また、御指摘の社会全体における男女の地位の平等感が高まらない背景には、働き方、暮らし方の根底に、長年にわたり人々の中に形成された固定的な性別役割分担意識や性差に関する無意識の思い込み、いわゆるアンコンシャスバイアス等があることが考えられます。
これらの状況について、政府としましては、先般決定した女性版骨太の方針二〇二四に基づき、女性が政治に参画する上での課題等についてより詳細な調査を行い、その結果に基づき周知啓発を行うことや、企業における女性登用の目標の達成に向けた各企業における行動計画策定や女性人材のパイプライン構築等の促進等を進めるとともに、固定的な性別役割分担意識やアンコンシャスバイアスの解消に向けた情報発信などに取り組んでまいります。
選択的夫婦別氏制度についてお尋ねがありました。
選択的夫婦別氏制度は、広く国民全体に影響を与えるものであり、現在でも国民の間には様々な議論があると承知をしています。そのため、この制度の導入についてはしっかりと議論し、より幅広い国民の皆様の理解を得る必要があると考えています。
第五次男女共同参画基本計画においても、選択的夫婦別氏制度を含め、夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら、司法の判断も踏まえ、更なる検討を進めるとされているところです。
経団連の提言につきましても、国民各層の意見の重要なものの一つとして真摯に受け止めてまいります。
男女共同参画・女性活躍担当大臣として、国民の皆様が充実した議論をしていただけるよう後押しをしてまいりたいと考えています。
子供の自殺対策の具体的な対策と決意についてお尋ねがありました。
令和五年の小中高生の年間自殺者数が五百十三人と高い水準が続いている状況を受けて、こども家庭庁として、昨年六月にこどもの自殺対策緊急強化プランを策定し、教育や普及啓発、早期発見、相談体制の整備、要因分析を含めた自殺予防のための対応などの総合的な対策を取りまとめました。
プランの目標や進捗を見える化したロードマップを作成し、その取組状況を確認するなど、子供が自ら命を絶つことのない社会に向け、子供の自殺対策の司令塔として、関係府省庁とワンチームとなって取り組んでまいります。(拍手)
〔国務大臣河野太郎君登壇、拍手〕