磯崎仁彦の発言 (予算委員会)
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○磯崎仁彦君 自由民主党の磯崎仁彦でございます。
まず、質問に先立ちまして、新春早々に発生をいたしました能登半島地震によりお亡くなりになられました皆様方にお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての皆さんにお見舞いを申し上げたいというふうに思います。
また、復旧復興に当たられております消防、警察、自衛隊、医療関係者、全ての関係者の皆様方の御労苦に心からの敬意を表しますとともに、感謝を申し上げたいというふうに思います。
本日の集中審議のテーマは、政治資金問題であります。この問題につきましては、国民の皆様の関心、非常に高いものがあると思います。このような場で質疑をさせていただきますことを、まずは感謝を申し上げたいというふうに思います。
この自民党のいわゆる派閥の政治資金パーティーに係る政治資金規正法違反事件により、国民の皆様の中に自民党に対する失望、不信感、怒りが生じ、ひいては政治に対する強い不信感が蔓延をしておりますことに、自民党の国会議員の一人として国民の皆様におわびを申し上げた上で、質問に入らせていただきたいと思います。
本来であれば、岸田総理は、この委員会の場には内閣総理大臣として出席をして、その立場で答弁をされるのが本来でございますけれども、事この政治資金問題につきましては、自民党総裁としての立場でも御答弁をいただかなければなりません。是非御了解をいただきたいというふうに思います。
私は、今般の政治資金問題に対しましては、岸田総理は、国民の皆様の信頼を何としても回復しなければいけない、そういう強い覚悟と決意を持ってリーダーシップを発揮をされてきたというふうに思っております。
まず第一に、一月の十日に自ら本部長として党に総裁直属の政治刷新本部を設け、外部有識者からの忌憚のない意見を賜りながら、先日二十五日には、政治資金の透明性の徹底、派閥の解消と党のガバナンス強化、この柱とする中間とりまとめを行いました。
第二に、自ら会長を務められておられた宏池政策研究会の解散を表明されておられます。いわゆる派閥の解消につきましては、その後も解散表明が続き、今日に至っているところでございます。
私は民間企業で危機管理の経験がございますけれども、何か重大な事象が発生をし、あるいは不祥事が発生をしたときには、まず、一体どういうことが発生をしたのか、事実の解明、続きまして、このような事象が発生した原因は一体何だったのか、原因の究明、そして、二度とこのような事象が発生をしないよう再発防止策、これを取る、こういった流れを取ることが一般的でございます。
この流れに従いまして、国民の皆様にある、の中にある率直な疑問、納得できない点、これを総理に今日この場で御説明をしていただいて、自民党が自浄作用を発揮し、解体的な出直しを図り全く新しい党に生まれ変わろうとしている、このことを是非国民の皆様に示していただきたい、そのように思っております。
自民党のいわゆる政治資金、派閥の政治資金パーティーに係る政治資金規正法違反、これは刑事事件となり、逮捕者も出ました。さらに、検察当局により公判請求、略式起訴される事態になっております。刑事事件となり捜査中であるということを理由に関係者の皆さんが説明を差し控えたこともあり、いまだ、どのような規模で何が起こったのか、我々は報道で知る以外、事実関係が明らかになっておりません。
民間企業であれば、外部の第三者による委員会を設け、先ほど申し上げたように事実の解明、原因究明、再発防止策、これら一連のプロセスが実行されることが少なくないわけであります。原因究明、再発防止の前提は、一体何が発生をしたのか、このことが明らかになることであります。
しかしながら、いまだ説明責任は果たされておりません。政治刷新本部の中間とりまとめにおきましても、関係者による明確な説明責任がうたわれております。関係したいわゆる派閥、関係した議員個人はもちろんのこと、この段階に至っては自民党としてしっかりと説明責任を果たすべき、そのように考えております。
岸田総理、自民党総裁として、党を含めた関係者の責任説明をどう果たしていくのか、まずはお伺いしたいというふうに思います。