中田宏の発言 (予算委員会)
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○中田宏君 自民党の中田宏でございます。
今日は、質問の機会、大変ありがとうございます。
早速でありますけど、元旦に発生した能登半島地震ですが、天皇皇后両陛下が二十二日の金曜日に被災地を、輪島市、珠洲市をお訪ねになられました。お見舞いをいただいて、被災者の皆さんにも励みになったと思いますが、天皇皇后両陛下がお見舞いに行かれた場所、一次避難所の体育館というところにも行かれたわけでありますけれども、そこで、この件についての質問であります。
一次避難所でいまだ避難生活送っておられる方、四千五百六十三人いらっしゃいます。発災が元旦だったということも含めて、当然ですけれども、寒い、それから体育館で寝るということで体も痛くなる、プライバシーの問題もある。これ、今回の地震だけでなく、かつての水害と、こうしたときも同じだったわけでありますが、さて、ここで考えたいのは、体育館というのは、当然ですけれども運動するためにある場所で、避難生活を送る場所ではそもそもないわけですね。しかし、地震大国あるいは水害も含めて災害大国の日本が体育館をそういう形で整備しておくこと自体が、私はこれからに向けて一つ課題かなというふうに考えます。
というのは、本委員会でもこれまで、空調、これを体育館に整備していく等々の質疑がありました。それも今現存する体育館においては当然やっていかなければいけないことだとは思いますけれども、しかし一方で、体育館をもうそもそも災害対策基本法の指定避難所に各自治体は位置付けているんですね。そして、避難計画、これも災害対策基本法の中でしっかり市町村は整備しなければいけないんですけれども、その中で優先順位として体育館を一番目に置いているんですね、どの自治体も。ということはですよ、被災したら避難民は体育館に入るというのがある意味前提になっているわけです。
ということを考えれば、体育館の整備というものについては、これから改築だ、新築だということになれば、そして指定避難所にするんであるならば、初めから被災、避難生活ということを前提にした整備を最低限しておくべきではないかということを私つくづく今回思うんです、これからのためにはですね。例えば、空調もありますけれども、非常電源もそうです。それから、トイレもそうです。トイレ一つ取ってみても、避難所になりました、それから数日掛かって仮設トイレがグラウンドの先にできます、夜、夜中に怖い、暗い、みんなトイレに行かなければいけない。
こういうことを考えると、初めから、指定避難所である体育館、あるいは公民館であったり地区の公共施設であったりする市町村もあります。いずれにしても、これは災害対策基本法で置かなければいけないという指定避難所なわけですから、そこについては災害を前提にした整備をしておいて、日常は体育館として利用する、日常は公共施設として利用する、こういう考え方が被災大国とも言える日本では重要じゃないかと思いますが、これ各省庁に横断的でありますから、是非、岸田総理、この件について、これから先そうした整備の在り方、お考えいただけないかと思って質問させていただきます。