2024-05-24
参議院
猪瀬直樹
政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
猪瀬直樹の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○猪瀬直樹君 僕が何でこんなにしつこく言っているかというと、結局、ウクライナ戦争、もう開戦から三年目に入るんだけど、これは、イエール大学のティモシー・スナイダーという歴史学者がいるんだけどね、有名な人ですけど。ロシアと戦っているウクライナは第三次世界大戦を阻止しているのだと、こう言っているんですね。これ意味お分かりになります、大臣、いいですか、よく聞いていてください。
つまり、一九三八年にミュンヘン会談ってありましたよね。あのときに、イギリスの首相が、まあフランスもいたんですけど、イタリアもいたんだけれども、ミュンヘン会談でナチス・ドイツに妥協したんですよね。ナチス・ドイツは、ヒトラーは、チェコのズデーテン地方は元々ドイツ人が住んでいるところだから自分のところだと、こう言ったわけですね。それで、そこに侵攻した。で、ミュンヘン会談やるわけですね。それが、要するに、結局、そこで妥協したのがナチス・ドイツに対する宥和策になったわけですね。そこからヒトラーは一気に世界大戦に入っていくわけです。
今回のロシアも、元々ウクライナの東側はロシアが住んでいた、ロシア人がいるところだから、だからいいんだと、こう言っているわけですよね。ここでだから阻止しないと同じことが起きるんだということを、これ、スナイダー教授が、ロシアと戦っているウクライナは第三次世界大戦を阻止していると、こういう言い方をしているんだけれども、本当にそうなんですね、これは。その認識が日本人には薄いんですよ。で、国会に来てつくづく思ったんだけど、本当に薄いんですね、その認識が。
なので、このウクライナに対して日本は何をするべきなのか、これ、大臣に自分の言葉、自分の思想で語っていただきたいんです。ODAの枠組みについて今後どんな支援策を取り得るのかということを含めて、日本の責任を果たしていくということを、それを最後に上川大臣に質問して、そのお答えを聞いて終わりにしたいと思っているんですね。