秋山信将の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○参考人(秋山信将君) ありがとうございます。
御質問、まさに非常に難しいところだと思います。特に、もしFMCTという文脈に限って言うということであるならば、条約そのものというよりも、先ほどの私の話繰り返しになりますけれども、やはり普遍的なこの核軍縮の原則という意味で言うところの透明性の確保であったりとか、あるいはこの核軍縮へのコミットメントを示す、目に見えた形で示すという意味でのフィッサイルマテリアルの生産モラトリアムといったものについては中国に促していくことができる、すべきことなんじゃないかと。とりわけ、やはりモラトリアムに関しては、中国以外のN5の国々は全て宣言をしているということもありましたので、それ以外のNPTに入っていない国々も合わせて、これは核兵器を保有している国々全てに対して働きかけをしていくということかというふうに思っております。
もう一つ、今のその中国が千五百発までキャッチアップしなければということですけれども、実は千五百発になったところで、アメリカ、ロシアは、配備されていないものを含めると約五千から六千発ということなので、まだ更にもしかしたら増やしていく余地もある可能性も、リスクもあるということは我々念頭に置いておくべきかと思いますが、あとは、やはり中国がなぜこれを増やそうとしているのかというところについてアメリカと中国がしっかりと議論をしていく、それを日本は支援しながら、やはり日本にとっての懸念というものをちゃんとアメリカと中国に対して伝えていくということを今の段階ではやっていくことが必要なのかと思っております。