阿部達也の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(阿部達也君) 私は、どちらかというとちょっと学問の世界で、ややその政策の皆さんとはちょっと離れた立場にいる、少し距離を置いた感じで物事を見ておりますので、どちらかというと、中国を前面的に出すというよりは、結果的に中国に対して、先ほど秋山先生も言及されましたけれども、ユニバーサルの中で結果的に中国も態度が変わっていくというような、まさにその取組ができればよいのではないのかなというふうに思うところです。
 まさに、日本にとって中国がということ、それはそのとおりではございますけれども、やはり、中国以外の核兵器を保有している国であり、なおかつそのモラトリアムもしていない国というのがございますので、その意味で、私のプレゼンテーションの中で言及させていただいたのは、NPTの枠組みはNPTの枠組みで、他方で、国連総会というのはまさにそのユニバーサルな、NPTの核兵器国もいれば、核兵器国も、ない国もあり、なおかつ、国連総会決議というのはこれ多数決で採択できますので、むしろ、その反対をしてもらって、採択して、でも、これは皆さん合意しているわけですよねと、こういう措置をやっていきましょうねと。
 今の段階では、まだ国連総会決議は、単にコールズ・アポンとか、要するに求めるとか要請するとか勧告するとかいうことだけしか言っていなくて、じゃ、それをどうやってフォローアップするのかというメカニズムというのは多分ほとんどないと思うんです。そこのところを少しずつ担保していけば、更に、やっていない国がやっていないことがよく分かると、国際社会の場でよく分かると。
 そのようなちょっとソフトな感じで、もう条約を追求することはやはり難しいということであれば、もう条約だともうがちがちですので、ちょっと考え方を変えてということが必要なのかなというふうに思うところです。
 以上です。

発言情報

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発言者: 阿部達也

speaker_id: 26584

日付: 2024-02-21

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会