秋山信将の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○参考人(秋山信将君) ありがとうございます。
今御紹介いただきました賢人会議ですけれども、これは、日本から三名、それから世界の各国から十二名、前回NPT運用検討会議で議長を務められたアルゼンチンのスラウビネン大使も含まれて、で、メンバーの構成も、多国間の軍縮をやっておられた方と、それから核戦略を中心として安全保障をやられていた方、それからP5全ての国から参加を得ているということで、実は非常に、裏を返すと議論をまとめるのが難しいという状況にはございます。
他方で、やはりこれが世界の現実でありますから、まず賢人会議の中では、とにかく率直に、お互いに自分たちのその国のシャッポは脱いで、思っていることをしっかりとこのメンバーの間で共有して信頼醸成をしていこうと、その中で本当に国際社会全体にとって有効なことは何なんだろうかということを考えていく、議論していくということをまず最初にやらなければいけなかったという状況であります。
その中で、やっぱりFMCTですね、条約そのものというよりは核分裂性物質をどうやって削減していくんだろうかと。軍縮のベースラインと私申し上げましたけれども、やはり一番基盤となっている基礎の部分というのをしっかりと固める必要があるという意味でいうと、この核分裂性物質の生産をどう管理していくかというのは一つ当然ながらアジェンダになっていくであろうなというふうに思って、まあ現在議論が進行形なので、ここに特化したということではございませんけれども、重要なエレメントだというふうに私自身は少なくとも考えておるところで、それは、例えば透明性の向上も含めた信頼醸成、お互いの、やはり戦略的に対立している者同士の間でどのような信頼を確保して、そこからリスクであるとか脅威を削減していくか。そこには、やはりできることは何なのかということを考えていく。そこにやはりその核分裂性物質の問題というのは当然のことながら入っていくのかなと。
まだ議論の途中ですので、予断をすることはできませんので、詳細についてはちょっと申し上げることはできませんけれども、そのような形で取り組んでおります。