川崎哲の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○参考人(川崎哲君) このNPT、CTBT、核兵器禁止条約、そして今後できるかもしれないFMCTという四つということで考えたときに、今日のこれまでの議論にも重なるんですけれども、FMCTが条約としてかなり近い将来に完成するというのはなかなか難しいというのが現状なんだろうというふうに思います。
ですので、まず核兵器禁止条約によって核兵器廃絶の必要性という全体的な方向性ですね、これを強化しつつ、その上で、NPTにおける様々な約束事項ですね、特に核兵器保有国による約束事項を再確認させて実行させていくと。その文脈の中で、核分裂性物質のこれ以上生産しないという政治的な宣言であるとか、あるいはその内容を情報公開するであるとか、あるいは既存の物質をこれまた情報公開し削減していくとか、そういった実際の行動を促していくと、そんなような枠組みなんだろうと思います。
そのことを加速させるためにFMCTに向けた議論があるけれども、条約ができるまではこの物質の問題については実際取り扱わないんだみたいな、そういう考え方になってしまうと逆に現状は悪化してしまうんじゃないだろうかというふうに考えております。