川崎哲の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(川崎哲君) ありがとうございます。
 今おっしゃったように、この三十年でFMCTは全くできないけれども核兵器禁止条約ができてしまったというこの現状において、じゃ、FMCTの意義は何だろうかといった場合には、重要な各論の一つになるんだろうというふうに思うんですよね。総論としての核兵器廃絶の必要性だとか、それに対して核兵器保有国も取り組む必要性があるというふうなことについては、最新のものでいえば核禁条約、そしてずっとあるものでいえばNPTにおいて繰り返し示されておりますけれども、例えば核兵器禁止条約が開発も実験も保有も使用も威嚇も禁止するというときに、一つ一つにどういう意味なのかということを詰めていかなければいけないんですね。
 実験ということでいえば、CTBTが禁止しているものとそれ以外のものもあり得ると。あるいは、使用や威嚇や配備の禁止となれば、それは様々な軍事戦略との関係で詰めなきゃいけないことがあるわけですね。今回の場合は生産との関係になると思いますね。核兵器の生産とは何なのかということを詰めていく、その重要な各論の一つをこのFMCTの議論が付加してくれるということにあるんだろうと思います。

発言情報

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発言者: 川崎哲

speaker_id: 2070

日付: 2024-02-21

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会