鬼木誠の発言 (資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)

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○鬼木誠君 立憲民主・社民の鬼木誠でございます。
 まず、能登半島で地震でお亡くなりになった皆さんに心からお悔やみを申し上げますとともに、被災をされた皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。
 また、発災直後から、まさに昼夜を分かたず現地で救助、救援、そして復旧復興に当たっていらっしゃる皆さんの献身的な取組に敬意を表したいというふうに思います。
 これまで私たちは多くの災害を経験をしてまいりました。とりわけ、阪神・淡路そして東日本大震災は、それまでの私たちの災害に対する意識でございますとか災害対策のありようというものを大きく変える極めて大きな体験、経験ではなかったかというふうに思っています。これらの経験から学び、改善を加えることで、より良い状況をつくり出したこともたくさんある。ただ、学びながらもまだまだ改善が追い付いていないこともたくさんある。そのことを能登半島地震は浮き彫りにして明らかにしたのではないかというふうに思っています。
 意識の変化という点を捉えると、私たちは地震の速報に接するたびに、津波の有無、危険性について敏感にその情報を得ようとするようになりました。津波は大丈夫かという思いで速報に接するようになりました。もう一つは、原子力施設の被災が大丈夫か、発電所は大丈夫か、この二つの思いです。
 東日本大震災の経験そして教訓を私たちは決して忘れてはならないというふうに思いますし、この経験や教訓をどう生かすのかということがこのエネルギー政策の議論の根底になければならないというふうに思っています。
 福島の復旧復興はいまだ道半ばでございます。そして、福島第一原発の事故は決して過去の災害ではなくて現在進行形の災害であるというふうに私は捉えています。そのことを胸に刻み、エネルギー政策の議論を真摯に行ってまいりたいというふうに考えています。
 そこで、この能登半島地震に関わりまして明らかになった、あるいは再認識、再確認をした原子力発電所に関わる課題について、まず幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。
 冒頭の山中委員長の御報告の中でも触れられたところでございますけれども、この能登半島地震の知見の原子力災害対策指針への反映という点について、この能登半島地震は最大震度七、非常に大きな揺れが観測をされています。幾つかの断層が百五十キロに及び連動したというふうに言われている。京都大学の防災研究所が発表した解析結果によれば、二つの大きな地震が十三秒差で発生をした、そのことがマグニチュード七・六という大規模な地震になったというふうな分析もなされているようです。
 今回の地震のメカニズムについてはこれから詳細な研究が進められるというふうに思いますけれども、今回のような活断層の連動の在り方、あるいは瞬間的には地震加速度が三千ガル近くになったことなど、まさにこれまでとは想定できないような事態が能登半島で起きたというふうに捉えているところでございます。
 規制委員会としても、一月の十日に、今回の地震の知見を収集するように、今日の冒頭の御報告でもありました、規制庁に指示を出されている。原発の地震、基準地震動との関係、あるいは専門家の研究結果や意見も踏まえてしっかりと分析を行っていただきたいというふうに思いますし、今後の原発の規制や安全対策に反映をしていただきたいというふうに思っています。
 規制委員会としても同様の問題意識から知見の収集等について指示を出されたものというふうに思っておりますが、まず、山中委員長の御認識、御見解をお聞かせください。

発言情報

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発言者: 鬼木誠

speaker_id: 19708

日付: 2024-02-14

院: 参議院

会議名: 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会