渡邊昌宏の発言 (資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)

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○参考人(渡邊昌宏君) 御質問ありがとうございます。
 ラオスの件も御紹介させていただきました。今、秋元先生のお話もあったように、東南アジアどうなんだというのがまず一点あろうかと思います。
 実は、私の前職のときにミャンマーで銅精錬のプロジェクトがございまして、非常に立派にできたんですが、政権が大きく転覆しちゃいました。それからカンボジア、これもやはり非常に難しい状況に今あると。そういうようなことを含めて、東南アジアの政権の安定さというものを何をもって図っていくかということがとても重要だと思います。ラオスも基本的には中国寄りです。やはり、中国が一帯一路で鉄道を敷設しまして、実は昨年開通いたしました。そういう意味からすると、どういうような形で東南アジアにおける中国との関係を我々ウオッチするかといったところが重要だと思います。
 そういう意味からすると、今後の展開において、まあラオスは続けるとしても、やはり南米、南米のやはり政局の安定しているところ、チリとブラジル、それから多分パラグアイ、この辺りが非常に風力発電が得意な場所でございます。それから、太陽光にしても非常に広大な土地があるというようなことで、サプライチェーンをできるだけカットした形で現地生産をするとかなりのメリットが出てくると思います。
 一方で、再生可能エネルギー、非常にお安うございます。大体キロワットアワーで、ドルでいうと三セントぐらい、今、日本で大体十三円とか十四円、再生可能エネルギー十七円、二十円、こういう状況なんですが、やっぱり、三円、四円というようなやっぱり安さがあるものですから非常に効率的な安い製品ができると。
 それから、やはり中東。中東は、太陽光、非常に安定的に電力ができるということで、中東、この辺をやっていきたいというふうに思っています。
 ただ、日本だけが燃料アンモニアというのに非常に力を入れております。ところが、ヨーロッパも米国も、燃料としてのアンモニアは余り考えていません。ほとんどが水素キャリアとして使われていると。そういう意味からすると、水素キャリアとしてのアンモニアの活用ということになりますと、一つ技術が必要なのがアンモニアのクラッキングという、水素と窒素を今度分解させると。私どもの触媒は水素と窒素をくっつけるという合成、これを主体としてやってきたんですが、今度、できたアンモニアを今度水素に、水素と窒素に分けると、この分解の技術が必要になってきます。先ほど申し上げました大量のアンモニア製造できるような触媒を開発すると同時に、今アンモニアのクラッキング触媒、これも開発を始めました。これ、東工大と一緒に今開発している最中です。
 そういう意味で、これを持っていけば、ヨーロッパ、アメリカでも受け入れられる十分な素養ができるだろうというふうに思っています。

発言情報

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発言者: 渡邊昌宏

speaker_id: 3309

日付: 2024-02-21

院: 参議院

会議名: 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会