平田仁子の発言 (資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)

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○参考人(平田仁子君) 御質問ありがとうございます。
 おっしゃるとおりで、中国がその生産、そして実際にその利用も含めて急速に再生可能エネルギーが進み、また世界のサプライチェーンを占有するような状況になっております。
 一方で、この問題は日本だけの問題ではなくて、再生可能エネルギーを進める多くの、全ての国々にとっての安全保障問題でありますので、既に様々な努力が始められているというふうに理解しております。
 一つは、二〇三〇年ぐらいになったら、これからはリサイクルに入ってくる時代になっていますので、そのリサイクルを使うということ。そして、国産のエネルギーを使うこと。それから、クリティカルミネラルという重要鉱物も再生可能エネルギーには必要になってきますけれども、これもやはり独占しているような状況もありますが、これはむしろ、エネルギー消費を大きく減らしていくというような省エネをすること。日本は鉱物資源の都市鉱山だと言われたりもしていますので、日本のリサイクルを使うというようなこと。そうしたことの努力を進めるということと同時に、やはりクリティカルミネラルではもう既に政府がたくさん取組もなさっていると思いますが、アメリカやヨーロッパといったこのサプライチェーンをどうするかという問題についての国際的なパートナーシップ、協力をしっかりし、より安全保障をしっかりしていくということを、これをアジェンダとして進めていくということが極めて重要になっていくと思います。
 現在、中国に大きく依存しているということが再生可能エネルギーを進めることを止めていいという理由には全くならないというふうに思っております。
 この再生可能エネルギーにもやはり天然資源が必要ですけれども、その必要な量とそれから環境へのインパクトは、今私たちが石油や石炭、ガスを使っているものと比べると、もう圧倒的に再生可能エネルギーの方がクリーンであることには間違いないので、まさに今まで日本が資源を輸入していくことによって抱えてきた安全保障の問題をこれからは再生可能エネルギーでしっかりクリアしていくという、そのためのルールメーキングとパートナーシップが非常に重要になっていくと思います。そして、これは国際社会との連携で解決していくべきことであり、解決していくことができる部分でもあろうというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 平田仁子

speaker_id: 1285

日付: 2024-02-21

院: 参議院

会議名: 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会