石村和彦の発言 (資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)
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○参考人(石村和彦君) ありがとうございます。
ドクターと修士というのは大分違うとは思うんですけれども、僕は基本的にはそのドクターというのは、ある分野でもって研究を究めて、そしてそういう経験があると。その研究を自ら推進する能力、新たなものを生み出す能力というのが非常に高くなっているというふうに私は思っています。
しかし、企業の場合は、今までだと大学は、大学で研究していたドクターコース、ドクターを取るために研究していたものとマッチングして仕事を取りたい、仕事に行きたいという人が多いんですね、ドクターの方。企業から見ると、そんな研究してもらわぬでもいいんだというのがいっぱいあって、いや、こっちのことやってほしいんやと、でも、あなたのポテンシャルはすごい買うよというのは思っているんだけど、いや、そういうことをやりたくないんだというドクターの人いっぱいいるんですよ。だから、企業的に見たら、そういう人は、ああ、ちょっとなという気がする。
これは産総研でも同じです。産総研で今やっている研究を皆やって、推進していかぬといかぬですけれども、自分がこういうことを今までやってきたからこういうことをやりたいんだという、そういう方が応募してこられるんです。そういう方はもう採らないんですけどね。
だから、やっぱりドクターのポテンシャルというのは非常に大事なんですけれども、それで一生飯食べていこうというふうに思うのがまずいと。やっぱり、常に変わって新たなところにチャレンジしていくということをドクターの人も考えてもらわぬといかぬだろうと思っている。
そういう意味で、産総研は自らそれを修士で採って、そしてこれはという人はこういう研究をやってくれということを言って、それを大学に行って研究するということで、ドクターを採るというのを開始しました。それを、もう費用も出すというのを開始したというところです。