中曽根康隆の発言 (外務委員会)
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○中曽根委員 ありがとうございます。
アジアの国々との関係強化で欠かせないツールがODAだというふうに思っております。ODAはよく批判の対象になります。年間、補正も合わせて一兆円近いお金を海外に出すぐらいなら、国内の苦しい人に使えという声は私も地元でもよく聞きます。
ただ、この日本ならではのODA、これはアジアの諸国から大変評価を受けているものであるということはやはりしっかり認識しなきゃいけないと思います。
他国の支援のような目立つ箱物をどかんと造るのではなくて、しっかりと人に寄り添う支援、ODA、キャパビル、こういったものは、やはり地元企業に経験を積ませて人を育てて、そして日本がそこからいなくなった後もその国がちゃんと自走できるような、そういう非常に丁寧な支援をしているのが日本独自のODAだというふうに考えておりますし、これが非常に感謝されて、生きている。この地道にやってきたODAというものが今ボディーブローのように利いてきて、日本の信頼感というのは非常に高い状況が保たれているというふうに思います。
また、ODA以外にもOSA、今回も出てきました。昨年も数々の実例がありますし、令和六年度も、フィリピン、インドネシア、モンゴル、ジブチと案件がこれから続いてまいります。
このODA、OSA、我が国にとって、さっき申し上げたとおり、非常に重要なツールであって、特に保護主義がどんどん強まっていく世界情勢において、戦略的に、すなわち、人とかお金とかインテリジェンス、こういったものを省庁横断的に活用することによって相手国にしっかりと寄与していくと同時に、世界における日本の存在感を高めていく。
また、不可欠性にもこれは直結するものですので、是非とも、一部世論に負けずに、これからも外務省として積極的にODA、OSAというものを活用していくことを期待しますけれども、政府の意気込みを伺いたいと思います。