中谷元の発言 (本会議)

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○国務大臣(中谷元君) 柴愼一議員にお答えをいたします。
 円安に伴う不足する外貨関連経費についてのお尋ねがありました。
 令和六年度補正予算案においては、防衛省といたしましては、令和六年度当初予算に計上した装備品の取得経費などのうち、C2輸送機、UH60J救難ヘリコプターなどといった装備品のうち輸入部品についての不足する外貨関連経費を計上いたしております。
 防衛省としては、こうした円安等の生じている状況にあっても、効率化、合理化策を徹底をし、防衛力整備計画の四十三兆円程度という定められた金額の範囲内において必要な防衛力の強化を着実に行ってまいります。
 次に、円安が防衛関係費に及ぼす影響についてお尋ねがありました。
 防衛費全体のうち、例年八割から九割を占める人件費や国内生産、調達、基地対策費などは為替の影響を直接受けるわけではなく、為替変動の影響を直接受けるFMSや一般輸入などは一割から二割にとどまっております。
 その上で、円安を伴う為替レートの変動や国内外の全般的な物価上昇が生じている状況であっても、一層効率化、合理化を徹底をし、現行の防衛力整備計画に基づいて防衛力の抜本的強化を達成すべく努力をしてまいる考えであります。
 具体的には、令和五年度予算では、護衛艦搭載用垂直発射装置、VLSの一括取得、海自教育訓練機材、教材の電子化などによりまして、約二千六百億円の縮減を行いました。
 また、令和六年度予算につきましても、PAC3の再保証の一括調達、陸自輸送船舶の維持整備へのPBLの活用等により、約二千八百億円の縮減を図っております。さらに、それ以外にも、トマホークの前倒し取得に伴いまして、結果として約四百二十億円の価格低減となりました。
 今後も効率化、合理化策を徹底をし、防衛力整備計画の四十三兆円程度という定められた金額の範囲内において必要な防衛力の強化を着実に行ってまいります。
 なお、具体的な効率化、合理化策については、各年の予算要求、編成過程を通じて細部の調整を行うことで具体化をしていくものでありますので、初めからこれを網羅的に織り込んだ防衛力整備計画を策定をするということは困難でございます。
 以上です。(拍手)
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発言情報

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発言者: 中谷元

speaker_id: 2715

日付: 2024-12-09

院: 参議院

会議名: 本会議