赤嶺政賢の発言 (安全保障委員会)
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○赤嶺委員 外務大臣からお祝いの言葉をいただいて、いただいた直後にまたこういう質問になっていくわけですが、そこはお互いの立場で、御容赦願いたいと思います。
ただ、総理は、具体的な数字を知らなかったから因果関係について知らないと言ったわけじゃないんですよね。はっきり、米軍と事件との因果関係について知らないということで、私が今外務大臣に伺ったのも、そういう因果関係についての認識、これを聞いたわけであります。
米軍犯罪が一般的に許されないということは当然ですが、それがなぜ起こっているのかという点についてはっきりしておかなきゃ、再発防止なんて、結局、同じことを繰り返し述べるだけで、犯罪は一向にやまないということになるわけです。繰り返されている犯罪は、米軍が駐留することでたまたま起こっているものではありません。軍隊としての教育や訓練の結果として、必然的に起こっているものであります。
ベトナム戦争の帰還兵に、アレン・ネルソンさんという方がいました。彼は、九五年の少女暴行事件に心を痛めて、日本全国で講演を行うようになりました。人間性を破壊するような新兵教育を通じて、上官の命令一つで人を殺傷できる海兵隊員になっていくこと、そうした中で、犯罪への罪の意識も失われ、女性を殴りつけたり、タクシー料金を踏み倒すなどの犯罪が日常茶飯事になっていたことを強調していました。
米国防総省が議会に提出した年次報告書によると、女性兵士の二四・七%、四人に一人がセクハラを、六・八%が性暴力を受けたとしております。男性兵士もそれぞれ、五・八%がセクハラを、一・三%が性暴力を受けております。在日米軍は、一年間に五十五件の性暴力事件が報告されております。
基地の中では性暴力が蔓延しているということで、米軍当局も頭を抱えておりますが、繰り返される犯罪は軍隊としての構造的な問題だと思いますが、外務大臣、いかがでしょうか。