西田薫の発言 (外務委員会)

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○西田(薫)委員 今、一番最後に何とおっしゃられたか。確認しておりますですね。
 そうなんですよね、こういうことを書かれているんですよね。これは、もっと強い抗議をしないといけないんじゃないかなというふうに思っております、もうだんだん時間がなくなってきたんですが。
 大臣は、慰安婦においても、強制性の資料、証拠がないということも先ほど答弁で言われておりましたし、慰安婦に対する、従軍慰安婦であったりとか慰安婦強制連行ということの認識は私と全く同じだというふうに思っておりますし、釈迦に説法、孔子に悟道になるかもしれないんですが。
 元々、一九八二年、朝日新聞が、吉田清治氏の証言を初めて新聞で掲載をされた。それから、従軍慰安婦であったり、慰安婦を強制連行したと。吉田清治氏の証言によると、多くの女性を強制連行してきたうち、九百五十人が従軍慰安婦だったというこの記事から、本来、この問題というのがずっと続いていたかと思うんですよね。
 それからちょうど十年後です、一九九二年一月十一日に、やはり朝日新聞が、軍の関与を示す資料を発見ということが一月十一日の新聞で、大きく一面で掲載をされました。その二日後です、当時の加藤官房長官がおわびと反省の談話をされ、さらにその三日後、一月十六日に、当時、宮沢総理が訪韓し、二十二分間にわたって八回謝罪をされているんですよね。翌年には河野談話が発表されて、さらにそれから三年後です、全国の中学校の歴史教科書の中で、従軍慰安婦であったり慰安婦強制連行ということが教科書にも掲載されるようになった。
 ところが、二〇一四年に、朝日新聞は、この従軍慰安婦に関する記事、慰安婦を強制連行に関する記事を全て取り消しましたよね。訂正をし、取り消したわけです。
 そういった中で、私、昨年十月まで大阪府議会議員をやっておりましたので、大阪府議会でもこの問題を取り上げさせていただいたんですね。
 そういった中で、ただ、教科書は、元々朝日新聞の誤報、吉田清治氏の証言が虚偽ということから、この慰安婦問題、従軍慰安婦であったり、慰安婦を強制連行ということが日本国内でも言われるようになったということなんですが、そもそも吉田清治氏の証言は虚偽だったということから、朝日新聞は記事を取り消しているわけです。しかし、学校の教科書には、その当時はまだ、教科書というのは教科書検定がありますから、すぐに変更はできないわけですよね。そういった中で、強制連行という文言が書かれている教科書も現に配付をされていた、生徒さんたちは使われていた。
 そこで、私、当時松井知事です、しっかりと正しい歴史認識を子供たちに持ってもらうためにも補助教材を作成したらどうでしょうという提案をさせていただいたところ、全国で唯一です、大阪府は、この慰安婦に関する補助教材まで作っていただいたんですね。
 今、地方が、地方の首長であっても、しっかりそういった認識を持って、自分たちができることはしっかりやっていこうというふうに取り組んでいると思うんですよ。大阪府知事である吉村知事も、吉村市長時代、サンフランシスコに慰安婦像が建ったときには友好都市を解消するということまで、地方の首長がそういう声を上げているわけですよね。
 そこで、今回、私、この碑文を訳した資料を下さいと言っただけにもかかわらず、外務省の方がその訳すことにもちゅうちょされている。ここが、やはり私は、もっとしっかりとしていただきたいなというふうに思っておりますし、こういった文章を書かれている慰安婦像が、今も、今日もドイツに設置をされているわけですよね。ここはやはりもっと、強い憤りを持ってしっかりと韓国に対して交渉していただきたいというふうに、交渉というか、抗議をしていただきたいというふうに思うんです。
 ただ、一方で、こういった民間団体の動きです、その背景には、北が、北朝鮮が関与しているというようなことであれば、やはり北朝鮮としては、日韓関係が悪くなる方がいいという思いを持っておるわけですから、もしそういった関与があるのであれば、逆に、日韓関係というのは、今こそしっかりと友好関係を構築しないといけないという思いも私も持っておりますし、そういう観点から、なかなかこういった問題に関しては外務省としても強く言えないというのであれば分かるんですが、私はやはり、今日も、六月までですかね、この慰安婦像というのはドイツに設置されますので、もう一度しっかりと韓国に対して強い抗議をすべきだと思いますが、大臣の御所見をお伺いします。

発言情報

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発言者: 西田薫

speaker_id: 9917

日付: 2025-04-09

院: 衆議院

会議名: 外務委員会