深水秀介の発言 (外務委員会)
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○深水政府参考人 お答えいたします。
米の作況指数につきましては、無作為に約八千筆の調査圃場を選びまして、その圃場で実際に稲を刈り取って把握をしたその年の十アール当たり収量を、過去からの趨勢を基に、その年に異常気象がなかったとした場合に予想される平年の収量で割って算出したものでございます。
作況指数の算出に当たっての十アール当たりの収量につきましては、生産者の実感に少しでも寄り添うようにということで、その地域の生産者が多く使っているふるい目、例えば、先生の御地元の福島県ですと一・八五ミリを使って、ふるって算出をしているところでございます。
このように、作況指数は、その年の十アール当たり収量が平年の収量と比べて多いか少ないかを示している指標でございます。この十アール当たり収量につきましては、収量の少ない圃場から多い圃場までの平均値でございまして、これを下回る生産者の方からすると、やはり作況指数を高く感じるという場合があるというふうに感じます。
また、前年産に比べて多いか少ないかで収量を判断される生産者の方からしますと、これは前年との対比ではなくて平年との比較でございますので、実感と合わないという声もお聞きをするところでございます。
加えまして、調査で把握をしております十アール当たりの収量というのは、主食用に供給される可能性のある玄米をできるだけ把握をしよう、全量把握をしようということでやっておりますので、農産物検査で申し上げますと、三等まで、一等米だけではなくて三等までを収量の基準としています。これは、品質向上を目指して色彩選別機等で選別を行っている生産者の方からは、やはり高いなというふうに感じられるというところはあるかと思います。
我々としては、自分たちの目的からしますと、現時点での調査は正確性が確保されているというふうに思っておりますけれども、今申し上げたような理由から、御指摘のとおり、ギャップを感じるという生産者の方々も相当程度おられますので、どういうことがギャップの原因となると考えられるのかなどにつきまして、機会あるごとに生産者の方々や関係団体に対して調査に対する丁寧な説明と意見交換を行いまして、更なる周知と理解の醸成に努めてまいりたいと考えております。