小熊慎司の発言 (外務委員会)
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○小熊委員 了解しました。
先ほど、我が党の篠原委員の質疑にもありましたとおり、安全保障環境が大きく変わってきている中で、トランプさんになる前から、アメリカの安全保障もハブの関係からネットワーク型に変えていくと。そういう中で、トランプさんがあんな、役割を。
確かに、アメリカは、安全保障の分野でも経済の分野でも、エースで四番でしたよ、自由主義陣営の。ただ、もうエースで四番は辞めるという感じになってきていて、おまえらは何もしていないじゃないかと。いや、全員野球でちゃんとやってきていたわけですよ、我々は。別にピッチャーだけが偉いわけじゃなくて、例えば、ほかの内野手だって外野手だっているし、はっきり言えば、グラウンドキーパーだっているわけです。
日本は陰ひなたなくやってきたというのが、ちゃんとアメリカに伝わっていなかった。トランプさんに理解されていなかった。ほかの人で理解している人もアメリカは大勢いるわけですけれども、理解していなかったということですから、不安定な状況になるので、やはりネットワーク型の安全保障環境をしっかりつくっていくという意味では、ACSAにしてもRAAにしても、もっと他国に、世界的に広げていかなければならないというふうに思っています。とりわけ、アジア地域の安全保障環境は非常に厳しい状況になっています、中国の軍事的台頭。
あと、鈴木庸介議員も言われたと思うけれども、ウクライナの人から言われましたけれども、ロシアは日本も隣国でしょうと言われました、海を挟んでいるけれども。遠いヨーロッパの国ではないわけです。そうすると、まさに日本を取り巻く環境というのは、本当に安全保障環境が厳しい状況になっているということであれば、より日米同盟は基軸としながらも、ここも大きくトランプ政権の中で変わってしまうので、やはりより今まで以上にネットワーク型の安全保障環境をつくっていくという意味では、このRAAもACSAもより加速度的に他国と結んでいくということが望まれるというふうに思います。
今回、日伊と日・フィリピンのものに関しては、これは外務省の皆さん、担当を含め、外務大臣がリーダーシップを発揮して、よくここまで仕上げていただいたなと労をねぎらいたいというふうに思いますし、これにとどまることなく、今言ったとおり、加速度的にほかの国との交渉も進めていって、アジア地域の安定、ひいては世界の安定に資する形で更に御精進をいただきたい。我々も後押しをしていくということを申し上げさせていただいて、次に移りたいというふうに思います。
先ほど言ったとおり、トランプさんがいろいろ変えてきちゃっているので、本当に世界の盟主だったわけです、この自由主義の国の中で。エースで四番がエースで四番を辞めると言っちゃって。じゃ、ロシアとか中国がエースで四番をやるのかといったら、それもとんでもない話ですから、ちゃんとやっていかなきゃいけない。
アメリカ自身が尊敬される国でもなくなってきているわけです、世界の中で。アメリカのソフトパワーというのはあったのに、自分で自分のソフトパワーを捨てちゃった。シャープパワーというものも外交上ありますけれども、そのシャープパワーで自分自身を傷つけているに等しいわけです。だから、トランプ政権というのはバンダルズなので、こういう人たちとどうやっていくかというのは非常に難しいところがありますが、単にエースで四番を辞めるんじゃなくて、いろいろなものを壊していっている、そういう集団になってしまっているので、ほかの国と連携して守っていかなきゃいけない。
そういうときに、アメリカの科学研究資金援助が削減をするという、これはアメリカの利益じゃなくて世界益でもありました、アメリカのこの科学研究支援というのは。この中で、EUは研究者を受け入れるために、五億ユーロ、日本円で八百億円以上、資金を出しますよと言っていますし、フランスも、どうぞ来てくださいとやっています。日本もやるべきだと思うんですけれども、大臣、どうでしょうか。